横浜市長の大罪はカジノ誘致だけに非ず。新市庁舎前行動&旧市庁舎はいかに。
外出自粛解除後、初の横浜新市庁舎前アクション。カジノよりコロナ対策を。
2枚目の写真は、横浜市の新市庁舎前です。最寄り駅はMM線馬車道駅。1Ⅽ出口。市民の活動を監視している警備の皆さん、市職員の皆さんが立っておられます。市民を警戒しなければならない市政は大変ですね…。6年前から活動を続けているカジノ反対横浜連絡会のみなさんと、市議団県議団も駆けつけ、音楽の生演奏をされるみなさんもいらっしゃいました。
カジノ大手のラスベガス・サンズが日本進出を断念。それにも関わらず、外出自粛で市民説明会も中断してきたにも関わらず、粛々とカジノ誘致を推進しようとする林市長の姿勢は市民の中に相当な怒りを買っています。
私は今回の横浜市のコロナ対策補正予算が、総額5743億円中、市の独自予算は10億円に過ぎないという事実に唖然としています。カジノの基盤整備にはこの先1000億2000億と投入がよていされているのに。本当にカジノよりコロナ対策です。
インターネット上ではChange.org.を活用し、「バイバイカジノ」による「カジノよりコロナ対策を」のネット署名が取り組まれています。
写真右手にそびえている新市庁舎は、建設当初、総工費600億円台とされていましたが、オリパラを控えて資材が高騰している時期にも当たり、最終的には1000億超えとなったそうです。ビルの中には食堂もないと。市職員の福利厚生の考え方が問われます。職場の中に食べるところがない分休憩時間は削られますからね。県庁にもかつてあった食堂が改修にともない何年もない期間が続きます。
また、職員さんといえば市民監視役の方々をみて、議会でカジノ関連の頓珍漢な答弁をさせられる幹部をみていて、意にそわない仕事をさせられる、市民の望まぬ仕事をさせられる心中を思います。
林市長のもう一つの大罪は旧市庁舎叩き売り問題。旧市庁舎はh21年までかけて62億円を費やし耐震工事がされましたが、10年とたたないうちに新市庁舎を建設。残された旧庁舎は、土地は78年間の定期借地権設定契約を結びで取引されますが、建物は7700万円で星野リゾート売買契約を結ぶとか。関内駅前の一等地にたつ市庁舎が。このあたりのマンションの1室といっても過言ではないような破格の安さではないでしょうか。市民の宝を一説にはご友人に格安で…どこかで聞いた話と似ています。この件は二人の無所属市議により売買契約差し止めを求めて住民監査請求が行われています。開発計画図を見るとこの地域にどかんとそびえるビルが計画されており、周辺の景観はどうなるのか、不安でたまりません。