こう見えても本会議中。自民と立民の質問
分散登校ならぬ分散登議場とでもいいましょうか。出席番号が偶数の人が前半、奇数の人が後半本会議場へ。+αで会派別割り当て共産党は1人ということで、奇数の中で上野議員がいくことになり、私は控室で一人でリモート出席。テレビ中継を見ています。登壇する自民議員がアクリルボードの前で話しているのが見えますか。

自民も立民も共通して取り上げたのが、財政運営、医療提供体制と介護現場への支援、感染症禍の中での台風等避難所対策。いつもなら、他会派の質問を聞いていて「え、そんなこと求めちゃうの?やめて~」と思う課題もありますが、今回はさすがに県民が未曽有の苦境にある中、怪しい要求は影を潜めていました。
印象的だった答弁を上げます。
・財政運営:税収見通し 極めて厳しい 令和2年3月は前年比マイナス32% 厳しい経営環境が続くもの/法人二税県民税ともに大幅な減収になるものとみている/6月補正は医療提供体制神奈川モデルを構築するとともに 安心して日常生活を取り戻せるように。経済活動を段階的に引き上げる/国の第二次補正を踏まえ医療機関の空床補償 感染防止対策ビジネスモデルに取り組む事業者への支援/県外国外の観光客は望めない/・東京2020大会やベトナムフェスタなどの不用額をコロナ対策に振り向ける/事業費等の更なる削減も取り組んでいく
・教育:全ての県立高校がオンライン学習に取り組めるよう整備する/市町村立学校の協議会で配慮や取り組むモデルを盛り込んだガイドラインをとりまとめた/3年生は最後の公式大会が叶わない状況になり大変残念な状況が届いている 3年生の思いを重く受け止めているこのため学校再開ガイドラインで校外の活動を行わないとしている部活でも対外試合に参加できるよう特例的にしたい県体育連盟 県文化連盟 県野球連盟に伝えたところ検討されている。大会団体からお話をいただければ生徒の安全確保に万全の対策をとっていただいたうえで大会がもてるよう進めたい。
・医療提供:神奈川モデルを構築した 重点医療機関 地域外来検査センター県内23か所/スマートアンプ法 アタッシュケース型検査機器/新しい技術や手法を効果的に組み合わせて検査体制にとりくむ/医療物資の提供に関しては医療用のマスクやガウンの物資が供給が不足している状況にある/可能な限り物資の提供に努めてきた診療所等ではまだ物資が不足しているとの声がある医療現場の声をきき/国や関係団体の意見を聞きながら進めていく/資料報酬への反映や医療給付金が実現した 医療従事者の宿泊については横浜川崎で無料宿泊できるホテルを確保、宿泊費の補助も検討していきたい/神奈川コロナ医療福祉等応援基金
・介護現場:感染現場に最新の注意を払いながら日々懸命に業務を行っていただいていることに心から敬意を表する/神奈川コロナクラスター対策チーム CCATを派遣している 職員が不足した場合に応援する職員を派遣するしくみ 高齢者の家族が感染して入院した場合受け入れるケア付き宿泊施設を用意/訪問型PCR検査を実施し感染拡大を防ぐ、介護サービス提供体制をしっかり守っていく
・外国籍県民への情報提供:感染防止対策生活経済活動への支援 言語の違いに関わらず同じ情報を得られるように 県のHP特設サイトを7言語で神奈川国際交流財団のサイトも活用/病院や学校など個別対応が必要 相談窓口 11言語での相談が可能な神奈川多言語相談センター
疲れました…今後は本当に印象的なのに限ってアップします。翌日の議会を報じた新聞記事も、「え?そんなことを載せる?それよりこれでしょう」という思いで読むことがあります。
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