国政予算要望で県内の切実な声を。
代表質問の準備が佳境に入っているため、今回は午前だけの参加となりました。(ほぼ半泣きな気持ち(´;ω;`)ウッ…)県内の諸問題に取り組む県民と市町村議員とともに衆議院議員畑野君枝室のセッティングで交渉を行うものです。農水委員だった斉藤和子前衆議院議員が同席してくれているのも心強かったです。党県委員会自治体部が要望をとりまとめ、各地の課題をリアルに伝えることができ、私たちにとっても学びになる貴重な場です。下段に要望書を添付しますので、読んでご意見お寄せください。例えばこの場に志位委員長の秘書も参加しています。共産党が総力を挙げて神奈川からの国政課題を吸収し国に伝えようという意欲にあふれた場です。
私が参加できたのは農林水産省と文科省。諸問題の中でも発言したことをご紹介します。(今回、農地の税制問題を入れてもらうのが抜けていたなと反省しつつ)


《農水省》・農業次世代人材投資事業について、若者世代が極端に少ない農業従事者の年齢構成のバランスをとるためという名のもと、狭い対象年齢になっているが、従事者の絶対数が少ない中で対象年齢を広げるべき。・種苗法改正についてはどうやら担当者は心の底から問題がないと考えているようで、例えば遺伝子組み換え作物がひろがるリスクはないと断言するなど…。参加者から反論が相次ぎました。私は3か月前までは、「反対」や「慎重審議を求める」各地の議会の意見書が13議会であったのが現在では75議会に上っていることをあげ、国民がよくわからないうちに押し切ることは許されないと慎重審議を求めました。★市町村議員の発言を聞いて私の反省としてはナラ枯れ問題、委員会では当該地域の他の議員の要望は聞いていたけれどここまで大変な状態になっているとは認識が甘かったと。もっと連携することの必要性を感じました。と、いう学びも多いのでこの場は本当に貴重なのです。
《文科省》・教育予算がOECD(経済協力開発機構・先進国で構成)の37位という数字をどう見るか、などというのんきな回答があったので、他の国との相対比較ではなく、国内の実態を見るべきだと。いじめや不登校が蔓延し、教師によるいじめもあるような状況を放置するなと。(これはしかし、学費をはらえなくて学びを断念する子たちに寄り添えという方がわかりやすかったかな)・朝鮮学校が高校無償化から除外されていることに法的根拠がないことを確認。国連からも叱られている。幼保無償化からもコロナ禍の学生緊急支援金からも除外。きめ細かに差別することをやめるべきだ。裁判で勝っていることを文科省側が挙げるので、司法判断はともかく、行政府の矜持をもつべきと。日本に朝鮮学校が多いことの歴史的経緯を考えるべきだと。首相も変わった、アメリカでも差別主義の権力者は座を奪われた。グローバル教育という一方で差別している場合ではない。
今回は無所属の議員も参加されました。共産党の必死さをわかってもらえたかしら。