大山奈々子
大山奈々子大山奈々子

当選証書をいただきました。県庁控室を片付けて…

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12日、当選証書授与式でした。港北区役所で今回当選した市議8人県議4人に交付されました。港北区の選挙管理委員長から区民の代表として働くようにと託されるこの瞬間は身が引き締まる場です。

今回は維新の会の参入があって、区内は過去見たことがないほどの激戦となりました。一日に何度も宣伝カーとすれ違い、駅頭をくじ引きで決める場には、21人が集合しました。大阪で医療、福祉、教育を衰退させた維新の介入を許さなかったことは重要でした。

私の後ろの旗が横浜のハマの字からデザインした横浜市の旗。白井市議の後ろの旗は港北の北の字からデザインした港北区の旗です。

そして13日には県議会で正副団長会があり、政調会長にも出席が求められたので私も参加。

●知事選前の骨格予算に選挙後プラスされる50億円分の肉付けの方針。コロナが5月8日に5類指定に類下げされるにあたり、現在のところ、2類想定で医療費助成分等を組んでいるが、政府の財政支援の程度がいまだ不透明なので、調整分は来年2月の補正になるとのこと。

●冒頭知事が自身の不倫スキャンダルを詫び、この迷惑は仕事で返すと最近メディアでよく言っているフレーズを議員の前でも繰り返しました。さすがに知事与党の皆さんも冷ややかな空気でした。

●議員団控室で久しぶりに仲間に会いました。それぞれの持ち場で必死の奮闘を繰り返した仲間たちです。みんな死力を尽くした爽やかさはあるものの、県民の代弁者としてこれからがんばりたかったのに、無念です。
涙が浮かびそうになるけれど食いしばって頑張ります。
議員数が減った分、事務職員も減ります。ぐっと狭いところへ引っ越しです。様々な書類を片付けながら、これはあの議員と連携して勝ち取ったなー、これはもっぱらあの議員がけん引してくれたなー、これは3人がかりで連携したけれど、いい成果は出せなかったなー、今後やっていかなきゃなー。と一つ一つの書類にこの8年間がよみがえり、捨てるのも残しておくのもつらい気持ちでした。
●まちで報告している中で、人々の反応が多彩です。チラシは受け取らずにっこり笑う人、チラシを受け取って「よかったですね」という人、チラシを受け取らず、親指を立てて口角を上げてアイコンタクトをくれる人。「共産党は嘘ばっかり!」と吐き捨てていく人。風体は紳士然としていたんですけどね(こう言う場合は走って行って問い詰めることは避けています(笑)昨日軽くショックだったのは、「入れたわよ。他にいい人もいないし」つい「あ、消去法ですか(笑)」と言ってしまう大人げない自分ではありました。あと、「毎回あなたに入れているからね」といってくれる方もいらっしゃいました。ともかく、貴重な貴重な一票を託されて議会に送っていただくことを重く受け止める日々です。

(あ、○○を押し上げてください、という表現が垣間見られますが、議会は決して市民社会の「上」ではないので、私の宣伝カーでは「大山奈々子を送ってください」、と書き換えてもらいました。言い慣れない表現だったのか、アナウンサーの中には、「大山奈々子を押し出してください」、になってしまう方もいて「ところてんか?」とみんなで笑ったものでした。)

当選証書授与式の日から新人も行政職員から「○○先生」と呼ばれます。さっそく勘違いし始めている議員先生がいるんだろうなーと冷ややかに見ている私。

県議会で職員が、議員を持ち上げつつ、うまく手玉にとって不都合な質問を封じたりしているサマを見てきました。私もうっかり封じられたことがあるかもしれません。もちろん、私たちの姿勢に共鳴して県民利益のために苦心してくれる職員もたくさんいます。でもそうでない者もいる。

県議団が縮小し、質問時間も激減する中どうやって要望を実現していくか本当に悩ましいですが、心強いメッセージも寄せていただいています。「3議席減で二人となりましたが、多くの県民がついています。」

どうぞみなさん、県議団の各種発信をフォローして県議会ウォッチを強めてください。よろしくお願いいたします。たとえばFacebookなら「日本共産党神奈川県議団」と検索してください。また、地元の議員や元議員をフォローしてください。どうぞよろしくお願いいたします。そういう操作を知らない方にはフォローを。いろいろな問題意識を持っている方々が県政を監視してくれることが県民を尊重する県政への転換のチカラになります。


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