政務活動費の透明性高まる。県民の活動実る(*’▽’)& 継続審査とは。
今期から政務活動費の領収書がインターネットで公開されることになりました!改訂された指針はこちらです。
なんと、10日以上もブログ更新を怠っていました。m(__)m
長い議会の中でもおそらくもっとも質問準備が集中した日々でした。非交渉会派(※交渉会派:議会運営に決定権を持つ)となったため代表質問はできず、一般質問も4年で3回になりました。しかし一般質問ができない分、文書での質問(字数制限なし!)が可能なので、その締め切りが6月23日、文教常任委員会の質疑が30日、予算委員会の質問通告が30日、と頭の中がぎゅうぎゅうになりました。おまけに質問には相当余裕をもって取り組む私ですが、議員数が減って、事務局体制も減って、こなすべき仕事や対応すべきご相談が増え、質問準備の進捗が想定通りいきません。もっと頭のキャパシティが多いといいのですが…ご相談の即応力が大きく低下し、出席要請など十分に対応できないことも。
しかし全国には、一人しか議員がいないなど少人数で住民の要求実現に奮闘する多くの議員団があるわけで、その苦渋の思いを図らずも体験することとなりました。この愚痴をいろんなところでこぼしているのでもういい加減愚痴るのはやめます。我ながら情けない。
さて、常任委員会。取り上げられる課題は議案のほかに所管事項なら可能です。優先順位を悩みます。今回も7つのテーマを上げていて、結局質問できたのは3つだけでした。
質問時間が人数比で限られているので、非常に重要だと思っているテーマでも当局がしっかり対応していれば、あえて訊かないとか、他会派も取り上げると聞いて、優先順位をさげていても、他会派の追及では足りないので急遽取り上げるとか、常任前と当日は相当頭を使っている感じがします(笑)最悪、他会派の質問を聴いていて急遽質問しなければ!と思うことも。常任委員会のことは後日。
今期になって議会の透明性が進んだことをお伝えします。(*’▽’)
神奈川県議は、議員報酬のほかに月に議員一人当たり53万円の政務活動費が支給されていますが、この使途の透明性がないということで県民が立ち上がり、今では確か100人超えの会を形成され、月に何万枚にもなる政務活動の領収書を情報公開し、精査し、政務活動費の使途の透明性に取り組むべく議会要請を続けてこられたのが神奈川県議会の政務活動費をただす会の皆さんです。議会運営委員会に寄せられる是正を求める請願はいつもわが議員団が紹介議員となり、議会運営委員会に諮られますが、私たちは採択を主張しますが、他会派は継続との判断になります。そして継続審査というものは任期終了とともにリセットされますので、ゼロからです。もちろん請願の内容によっては私たちもすぐに判断できず、調査期間を設けたりするためにやむなく継続にすることもありますが、少なくとも神奈川県議会の継続はおおかた、積極的に賛成もできないが反対もできないから継続、それが任期いっぱい続いてリセット。という経緯をたどります。賛否の姿勢は私のTwitterトップの固定ピンがついたツイートをご参照ください。こちらです。
しかし県民の目が厳しいことから議会では政務活動連絡会が立ち上がり、改善が検討されてきました。その結果、要望が出てから4年を要しましたが、やっと今年度から領収書の公開が叶いました。写真は昨年の手引きの表紙と、今年度の改定の中身です。貴重な税金の使途、過去には架空の議会報告や、一日8万円のタクシーチケットなどの問題もありました。しっかり県民にお示ししていきたいと思います。
