大山奈々子
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痴漢防止セクテル・門間先生の性教育(HPVワクチン等)

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女性活躍推進議員連盟の学習会が県庁で開かれ、出席しました。各局の局長も呼ばれて参加されていました。

セクテルとは公文国際学園高等部3年の男子3人組。SEXをTELL、性のことを話す、からつけられた名前だそうです。学校で岩室紳也医師の講演を聞いて以来、性教育の大切さを痛感し、性教育や痴漢防止の取組を展開している皆さんです。3人とも外国につながりがあるという背景もこの活動に取り組む遠因でしょうか。「日本の性教育やばくね?」と問題意識をもち、「海外すごくね?」と学び、ワークショップを行ったり、各地で講演活動をしておられます。そんな中で痴漢問題も真剣に考え、痴漢防止のためのキーホルダーを普及しているということで、みんなでクラウドファンディングで応援しようとなりました。

痴漢防止は共産党として都議会はじめ神奈川県議会でも各地の議会でも取り上げ、国でも迫り、内閣府や警察庁、文科省など省庁横断的に痴漢防止のタスクフォースが作られ、昨年3月には痴漢防止の政策パッケージが取りまとめられました。「市民の運動とともに国も行政も動いているからいろいろ活用してね」、と高校生たちにお伝えしました。

写真は●セクテルのみなさん ●木佐木議員も ●女性議連の議員たちと門間先生 ●先生お勧めの参考書

診察を終えて駆けつけてくださった門間先生の性教育の話はいろいろ目からうろこ。HPVワクチンのことなども。子宮頸がんワクチンの接種を逃した人たち(1997年度から2007年度生まれの女性が対象)10万円かかる接種が公費で受けられるキャッチアップ接種は来年の3月まで。3回のうちの初回は今月中に打つ必要があるとのこと。うちの娘はまさにこの世代。親子で迷っていました。

子宮頸がんは生涯で74人に1人が罹患。年間3000人が亡くなる。一方で接種後の健康被害は数十万件から数百万件に1件。決して確率論だけで語れないものの、ワクチン接種後の重篤な後遺症と思われる例を見聞きして、躊躇していましたが、この日の先生のお話をうかがって、これは打たなければだめだと思いました。こちらに詳しい話があり、このサイトの最後に名古屋市立大学の鈴木貞夫教授の論文が紹介されています。70,000例以上の女子を対象として行われた大規模な調査で、HPVワクチンと日本の若年女性で報告されているワクチン接種後症状との間に関連性は無いというエビデンスが導き出されたとされています。

「藤沢女性のクリニックもんま」の門間先生のお話は他にも勉強になることがたくさんありました。講演する機会があれば行きますよと言ってくださっています。いつか企画したいと思います!


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