自治体学校2025で学ぶ
選挙が終わってへとへとのまま、議会が再開して終わって、密に報告宣伝をし、団体懇談が始まっていて気ぜわしく。それでも学びを得られる自治体学校はぎりぎりで参加を決めました。申し込みが間に合わず。オンラインという選択肢はなくなり当日参加して申し込みました。神保町の日本教育会館と明治大学駿河台キャンパスリバティタワーが会場でした。
全体会の基調講演は中山徹(奈良女子大学教授)さん「地方自治と地域 この一年間から考える」いかに全国的に、特に西日本で米軍と自衛隊の一体化、基地機能強化が進んでいるか痛感、戦争に向かう日本の状況をまとめて学びました。
記念公演は「被爆80年、核兵器のない世界の実現をめざして」被団協の田中熙巳(てるみ)さんのお話は、飄々と語られました。ノーベル平和賞は何度も候補に挙がってきたが受賞できないでいた。ノーベルさんは母国に平和のことを考えてほしくて平和賞だけはノルウェーが考えることを望んだ。NATO加盟国であるノルウェーが米国に遠慮してきたがついに日本被団協を受賞対象としたのは核使用に対する危機感の表れ、全く期待していなかったので高校生が受賞するかもと思って待機しているのに付き合うつもりがまさかの受賞で驚いた。など印象に残りました。
軍国少年だった田中さんが長崎で被爆し、5人の血縁者が一度に亡くなった悲劇を経て絶対戦争はだめだと一生核廃絶にかけてこられたと知りました。退席される田中さんの背中を見ながら、思えば被爆者の証言と一言でいってもご家族が真っ黒に焦げて亡くなったことなど二度と口にしたくもないでしょうに繰り返し繰り返し生傷をえぐるような証言を重ねてこられたご労苦と、その被爆体験を持つ日本が核武装は安上がりと演説する政党が急成長してしまっている悲劇。これは克服しなければなりません。


翌日分科会は一般質問で取り上げたテーマでもある「公共交通の改善・充実で住み続けられる地域に」西村茂(金沢大名誉教授)さんの基調講義に加え、松原光也(名古屋大学大学院環境学研究科)さんからは飛騨市とともに取り組んだ実践例、関東バス労組の教宣部長塚本敦さんの運転手としての視点をうかがい、3者3様に大変興味深く話を聞きました。午前の講義に加えて午後には各地の報告質疑など実に充実した学びができます。私は横浜市と神奈川県の運転手確保策の違いを報告、加えて行政が運転手を雇用する例を話されたのでそのことやライドシェアの評価など疑問点を質問しました。
心に残った話は気候危機と関係があります。一台の車を一人しか乗らないで動かすのは一番効率が悪く地球に悪い、フランスはその発想で相乗りを推奨。一人しか乗っていないと走れないレーンや、相乗り用の停留所がある。ガソリン税の暫定税率廃止も環境の観点からは自分としては賛成できないなどの話があり、気候危機打開のための施策を常に意識することを考えました。
自治体学校はできるだけ参加した方がいいというのが議員歴の長い県議仲間の言葉でした。もう何回も参加してきましたが、いつも新鮮な学びと、人とのご縁があります。今回も県内外の会いたかった議員や自治体関係者と出会うことができました。
東京開催は初めてという事でしたが関係者のみなさん、大変お疲れさまでした。
それにしてもお茶の水のまちはなぜあんなに楽器店が多いのかしら。ご存じの方教えてください。





