大山奈々子
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まちの財政を身近なものに 地方財政講座

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決算の委員をやってみて、3回目ですが…行財政はわからないことが多すぎると思い、11月13日、自治体学校の地方財政講座に参加しました。先輩議員の皆さんも参加されていたり、自治体職員や諸団体の方などいろいろな立場の方が来られているようでした。鎌倉市職員の経験を持つ自治体問題研究所の内山氏が講師。財政は住民のものです。首長の私物ではありません。という導入に始まり、食わず嫌いはやめませんか。味がわかればあなたも専門家に!という呼びかけでした。

子どものころから数字は好きではなく、お小遣い帳をつけるのもいやいやな私ではありましたが、行政に予算を求める際には財源不足を口にする相手に理論的に打ち勝つ知識を身につけねばと思い学んできた中で、財政を見ていくことが楽しいという気分もわからないでもないと思えました。といいつつ、「自治体職員も財政の担当でない限りなかなか財政に詳しいわけではない」というコメントに意を強くしたり(笑)

【財政調査・分析の進め方】・目的をはっきり、何を明らかにしたいのか。・仲間を募って楽しくやろう。・まずは必要な資料の検討と収集・資料を整理し、疑問点、問題点の抽出・経年的に見る。併せて年表を作る。・近隣自治体、類似自治体との比較も有効・調査・分析結果は成果物として活用しよう・継続こそ力です

とあって、経年的に見るという意味では今回県有地をどのくらい民間売却してきたのか(促進する立場で<怒>)経年的に聞いた議員がいて、緊急財政対策で100億単位で推移したころがあったと知りました。私は抑制する立場で聞いたのですが、今やあまり売れるような土地がなくなってきたという事態もわかりました。(泣)

他都市比較は私は結構やっています。福祉教育の分野では神奈川は全国の最後尾を走る傾向があります。そこを突き付けてもなんら動じない知事の姿勢が驚くばかりなのですが。

決算審査の前にこういう講座があればありがたいとリクエストを書きましたが、決算審査のさなかに学ぶのもの趣深いものがあります。

ただ、実技(財政分析表の記入)の中で、改めて電卓の扱いや数字の読み取りも苦手で、大きい桁を読むのが苦手な自分を再認識し、生まれ変わらねばと思った次第でした。


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