決戦を支える母と義母
2014年から2015年の境目に空中にいるのだと我が子たちはジャンプしてその瞬間を写メに撮ろうと必死でした。新しい年を迎えることに初々しく向かいあう二人の若さがあほくさくも愛おしい(*^^)v
一方私はかつてないほど緊張して新年を迎えました。今年が決戦だから。
明けて元旦。夫がめずらしく家長感を出していただきますの前に語った。
「今年は二人は受験でパパも勤務先が変わる。ママも選挙だ。大変だけどみんなでがんばろう。」
私も語った。
「みんなにはいつも迷惑かけてごめんね。いつも協力してくれてありがとう。900万県民にとって価値ある議席を獲得するためにこれからもよろしくね」
あーこうやって振り返ると子どもたちの立場をおもいやっていないなあ。反省。
元旦から活動開始のため、滋賀にも千葉にもいけず、両方から母たちにきてもらうことにしました。実をいうと私は主婦歴は25年を越えるけれど、ずうっとお正月はどちらかの親元に帰っていたので、今年自宅でのお正月は二度目。おせち料理も日が浅い。
30日に私のいない時に家族が大掃除を突貫で行い、31日丸一日を使って黒豆、田作り、伊達巻、紅白なます、筑前煮、焼エビ、京風雑煮を娘と手分けして作りました。焼エビと娘の田作りは成功したけれど、黒豆は甘すぎず、しわもないけれどさび釘がなく中華鍋での代用はうまくいかず赤豆になり不満足。伊達巻は味はよかったけれど焦げ色が均質ではなく。紅白なますは赤色の割合はよかったけれど太さがまちまちで甘さも足りず。筑前煮は玉こんにゃくの大きさに具材を合わせると不格好は煮物に。京風雑煮は母の言葉を借りると「これでもかっというほど白みそをいれなければならな」かったらしく、味がいまいち。ビジュアルもいけてないので写真はアップできません。
結論として結構へたくそなおせちができました。( ;∀;)おばあちゃんがもってきてくれた市販のおせちはおいしかった!
さて、二人の母はのんびりしてくれた様子。
おばあちゃん(義母)は、その昔大好きな大学生のお兄ちゃんがレッドパージにあって、警察につかまり、共産党はコワイと思ってきた人。今では赤旗読者に。でも嫁が元旦から家族をほったらかして出歩いているのを面白く思わないはずなんだけれど、息子が選んだ人だからとあきらめてくれている模様。私もこういう賢明な姑になりたいものです。国政候補になったことは隠していたのにばれていて(笑)、それで選挙は終わりと思っていたという。ごめんなさい。これで終わるわけにいかないのです。
共産党員の母は最近意識的にゴマを食べるようになってから元気になり、演説会で白髪が目立つと写真に映ったときナニだからと演説会用帽子を求めてかぶって参加するという。
ふたりとも夫を亡くし、一人で気丈にくらしてくれています。二人の元気がなければ私は活動できないわけで、改めて日頃の不孝をわびながら心の中で感謝するのでした。