大山奈々子
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オスプレイ知事発言に問題。県会予定候補そろって県に要請。

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25日、現段階での県会予定候補が7人全員そろって県庁に乗り込みました。今まで2年間、県に要請するときは県会予定候補の立場では1人で参加してきたので私にとってはこのこと自体が本当にうれしい日でした。Gメン75(わからない人も多いでしょうが(・・;))気分で廊下を知事室に向けて歩む仲間を背後から撮りました。

左の細身の男性は守谷座間市議。厚木基地周辺住民の会のメンバーとして最前線で基地問題に向き合っている方。

中央は井坂横須賀市議団長。これまた空母のまち横須賀で最前線で米軍と向き合ってきた方。この前には赤旗記者、国政事務所の石井さん、加藤なを子藤沢市議(藤沢市)、君嶋ちか子さん(川崎市中原区)、ごとう真左美さん(川崎市川崎区)、柴田豊勝さん(横浜市神奈川区)、木佐木忠晶さん(横浜市鶴見区)が歩いています。

17日の記事に知事記者会見を引用してありますが、再度ここに掲げます。

国の安全基準を鵜呑みにし、住民の不安払しょくが大事と繰り返しています。

私たちは、真に住民の不安をなくすためには、国と米側にしっかりものを言うべきという要請になっています。

http://www.ustream.tv/recorded/50186216

記者会見の動画、オスプレイ部分は30’55から39’00くらいまで。

要請内容

  1. 学校や病院上空を飛行しないという日米合同委員会の合意に反する今回のMV22オスプレイの飛来に対して、日米両国政府に対し毅然たる抗議の意思を表明されたい。

  2. 今回の厚木飛来に際しては、いかなる飛行経路をとったのか、日本政府として米側に明確にするよう求められたい。

  3. 厚木基地周辺の爆音被害解消のため、爆音被害のモニタリング・監視体制の強化を図られたい。

  4. 今後、厚木基地をMV22オスプレイの訓練拠点として使用しないよう、国に働きかけられたい。

  5. 17日の記者会見における「基地との共存」の発言を撤回し、県是である基地の整理、縮小及び返還の促進に向け全力で取り組みを図られたい。

政策局調整監が対応しましたが、県是に関しては取り組んでいるという説明。

みなさんそれぞれに説得力ある訴えをされました。

冒頭にこの要請内容を受けての担当者の弁を聞き出したのは交渉が運びやすくて

いい方法だと思いました。私はその中の「自治体の長が国政問題にどこまで言及していいものか限界があるが」、という説明にみられる知事の姿勢こそが問題だと追及しました。

国政問題であっても、オスプレイは神奈川に飛んできているわけで、現場の実情を一番知っている県こそ発言していくべきだと。国は住民から遠い。一番住民の身近にいる地方自治体の長の役割がそこに求められる。綾瀬や大和の市長が飛来中止や遺憾の意を示したのは彼らが住民の声に耳を傾け、現場から現場を知る長として役割を果たそうとしているのではないかと述べました。回答が寄せられることになっています。

県は国の下部機関ではないと言い忘れたのが痛恨です。黒岩知事の認識の誤りの根源です。この日持参したオスプレイのDVDの視聴も勧めました。百聞は一見に如かず。

(党内的には各行政区に配布されているはず。県政問題を知る重要なツールです。十数分ですので視聴を拡げたいと思います)オスプレイが防衛のためなどではなく、攻撃のために日本全土に配備されようとしていて、かつ本当に落ちやすいことがわかります。7月27日の新かながわによると5月19日にオスプレイから乗員が転落死するという事故が起こっていることが明らかになっています。