大山奈々子
大山奈々子大山奈々子

団体懇談3日目 医療介護農林水産学童ギャンブル依存&保健室いや仮眠室

ブログコメント3

昨夜は会議で帰りが遅く、でも朝宣もある。昨夜と今朝を使って2日分のブログと紙の奈々子リポートを3時までに仕上げなければならず、一方懇談は5コマ。隙間がない。でも今日は工夫できました。宣伝を30分で早退させてもらいました。昔から私は「全か無か」的な中間をとるという選択ができない人でした。でも今日はこなすべきことが多く、それならば宣伝を30分早退させてもらおうと。今日は昼食後の仮眠タイムは必須だなと、昨日保健室に行ってきますと、初めてやってみて10分寝て午後頭すっきり懇談できた成功体験。

木佐木議員が購入した小休止用の椅子を使わせてもらうためにホワイトボードの裏に持ち込み、保健室とした。奪ったわけではない。私はショートスリーパー。だいたい5時間で目を覚ます。朝一度覚ますと眠りにくくて起きてしまう。だから乗り物に乗って座ったら眠りに落ちがち。暗い映画館もすぐに寝がち。(以前、原爆開発者のオッペンハイマーの映画を観に行ったあと、娘に「広島長崎を描かずともああいうやり方(ネタばれになるので秘密です)で悲劇を感じさせるのはうまいね。そして科学者の栄誉はあっても大量殺りく兵器をつくった苦悩が彼を苦しめたよね」と語っていたら「8割寝てた人がよくぺらぺら語るなって思って聞いてる」と言われました。(笑))

①民医連さん②農林水産団体さん③じんかれんさん④学童保育さん⑤ギャンブル依存症家族の会さん

①介護報酬の引き下げで閉鎖した事業所のこと。無料低額診療事業に保険薬局も対象とすること。診察しても薬が出ないではおかしい。無料低額診療を行う(奇特な)医療機関は0.8選とに過ぎないこと。オーバーステイの外国人や難民への無料低額診療事業に補助制度を。(緊急医療には県が2週間で上限100万円の補助を行っていると知った。65歳以上へのワクチン接種補助が各自治体で検討され始めている。本県でも医療従事者含むエッセンシャルワーカー接種補助を。介護職員初任者研修を。自主的に行っている事業所に運営費用助成を。ケアマネージャーが過重負担。育成に対する補助を。マイナ保険証登録業務が加わり大変。差額ベッド料金負担を避けるため正しい認識の普及を。医療介護従事者の養成の具体化を。

②県内12のJAはじめ、県漁連含め8団体の要望をうかがいました。農林水産業 非常に厳しい 気候変動温暖化農作物 国際情勢円安の進展生産に欠かせない資材高騰 価格に転嫁できない 経営努力はしているが限界がある。ビニール素材のハウスの高さや面積基準が緩和されるが、企業の参入や大規模化を可能にするためにガラスなどの素材のハウスも建築基準を緩和してほしい。川魚に関しては護岸工事で整備してしまうと魚が住めなくなる配慮を。琵琶湖の稚鮎を何代も使うが、人間が飼育したものは野性味がなくなる相模湾のアユをそのまま育ててほしい。漁業従事者を育成したいが、一人親方が漁業外から来た人を弟子にとるのは難しい。育成の支援を。栽培漁業に関しては施設整備の設計の補助は出ても工事の補助がないので手が付けられない…

「我々にとっては国民県民の食生活を守ることが責任だと考えている」こういう使命感に満ちた言葉を聞くとこちらの背筋も伸びます。

③常勤二名配置に係る国の制度が拡充し県の運営補助も大幅に増額されたが、専門性が保障されるような勤務形態の「常勤」の定義の確立と配置を。学校の少人数学級化に伴う学級増がある場合も学校内の施設が使えるように。新設校には水場のある学童専用の部屋を確保すること。(確かに!)「ひとり親家庭利用料支援事業」(県が始めていた!)を機に、経済的困難で学童に通えなかった子が通えるよう市町村と連携して利用料支援を。障がい児に関する補助金を実態に見合った指導員加配に対応できるよう。県教委と連携し、引き続き学校施設の開放や在籍児童等に係る情報共有等学校と学童が連係を図ることを働き掛けること。(大切な午後の生活の場なのに学校側で理解が得られないこともあるとか)確実な予算確保のため児童福祉法の中で「第6条 事業」ではなく「第7条 施設」に位置付けることなどなど。学童の意義を思えばもっともっと条件整備されるべきです。

④神奈川県精神障害者家族連合会 身体・知的と合わせ3障害といわれるのに、精神障害への理解が至らず精神保健施策が遅れている。障害者間差別の解消を。神奈川県重度障害者医療費助成制度を精神障害1級2級にも他障害と同等の適用を。1級の通院医療費は無料でも、入院費は助成対象外、2級は全くの対象外。経済的困難さは他障害の重度並み。改善を。議会で請願を採択された医療費だけでも。バス運賃割引を精神障害者にも。多くの精神障害者は在宅での生活困難を抱えほとんど支援がないまま引きこもっているのが現状。地域生活を安定的に継続できるよう、医療や福祉関連職種とのチームでの訪問診察、訪問看護などの訪問医療や総合支援を行う体制を県で構築を。精神科救急医療体制の拡充を。他.これらの要望はかつて本会議で取り上げたこともありますがなかなかです。80代の親御さんが自身の50歳の当事者のお子さんの今後を案じる姿を間近に感じ、本当に何とかしたいと思うのです。(私は写真の左側にいます。PCの充電をする関係で団体さんのとなりに)

⑤始めて懇談させていただいた団体さん。木佐木議員がセミナーに参加して懇談を申し込んだ次第。オンラインカジノは違法なのだというポスターの作成や掲示、ギャンブル依存の映画の普及、被害者を生まない取組、法や社会制度を活用して救済する経験の蓄積が紹介され、県としてできる取組を進めたいと思いました。

スマホだけで気軽に取り組めるギャンブル。お金をやり取りする実感がないままに大金が動かされる。息子の依存症で1000万近くギャンブルに投じることになったが、この会に繋がって生きることができた。今度は息子が経験をセミナーで語ることになっている…というようなお話も。普段のご活動に意義と確信と自信をもっておられることがみなさんの表情からうかがえました。普通の主婦だったのにまさかこんな人生を歩むとは、と笑いながら語られるこの方々にこちらも励まされました。特区でカジノを解禁し、国民を食い物にしても業者を設けさせようという不道徳な政権に対抗するにはこういう市民と力を合わせることが大事です。

●予算要望は元・前県議の協力を得ています。初日の建設問題ではアスベストなどを担当してくれる加藤なを子元県議が、2日目の農業政策などは上野たつや前県議が懇談にも参加してくれました。


コメント

  1. 田中 信次より

    ギャンブル依存症の所を読んで飲酒喫煙で五輪辞退の宮田笙子選手が頭をよぎりました
    テレビCMが若い女性にビールやチューハイを飲ませてさも楽しい、ストレス発散、悩み解消といった笑顔をみせてます 売上増の為には企業倫理をかなぐり捨てて無理にでも酒を飲ませようとする魂胆が見え見えですが宮田選手はストレスとプレッシャーに負けて飲酒に走ってしまったのではないでしょうか
    競馬も競輪もかつてないほど若者に狙いをつけてCMを展開しています アルコール依存症とギャンブル依存症患者を大量に生み出す事に何の懸念も罪悪感もない国と企業の戦略に一矢報いたい

    • 大山奈々子より

      残念な出来事でした。

      • 田中 信次より

        返信ありがとうございます
        当初は毎日分刻みのご奮闘への応援メッセージを入れたのですが余りに長くなるので割愛しました
        改めて日々の活動に感謝申し上げると共に酷暑とコロナ感染再拡大も報道される中くれぐれもご自愛下さい

コメント投稿フォーム
※コメントは、スパム対策のため、一度内容を確認したうえで公開させていただいています。公開まで時間がかかるときもありますが、ご了承ください。メールアドレスは公開されません。
必須

CAPTCHA