港北区賀詞交換会でお腹が空いた話
5日は区の賀詞交換会に出席しました。
区長の話はいつものように立て板に水。よくあんなに長い時間、数字や固有名詞をまちがえず滔々と話されるものよと感心しながら聴きました。
港北区が日本中の政令市の区の中で人口が一番多いこと、相鉄東急乗り入れでできる綱島新駅と駅周辺の開発でサスティナブルスマートタウンができること、ラグビーのワールドカップとオリンピックのサッカーが二年連続日産スタジアムで行われることをあげ、港北区はますます発展していくのだと夢いっぱいに語られました。
綱島には100メートル級のマンションも予定されています。住民の皆さんは、中学校が足りなくなることや、近場でできていたショッピングセンターの移転で買い物難民が生まれることなど懸念されています。私たちとしても住民の皆さんと協力して横浜市に意見を届けているものの、今後も地元住民との丁寧な話し合いが必要です。
そして一方で住民の10分の1がお年寄りの一人暮らし世帯になることも合わせて語られ、一人で暮らすお年寄りのが安心に安全に住まわれるよう行政としての取り組みが問われます。
この宝船は小机の方が船からつくられたそうです。この船を作る技術はもうこの方だけになっているのだそうです。
候補者時代からずっと参加させていただいた賀詞交換会。議員として壇上で紹介される日を思い描いていただけに、感慨はありました。が、それ以上に印象的だったのは、魅力的なお食事に目もくれず、ご挨拶に回りたいと思った食いしん坊だったはずの自分。会場にはさまざまな団体の方、分野の方がいらしていると思うと、私たちの方でお話をうかがいたかったり、ご報告したかったりと時間いっぱい白井議員と二人でテーブルをめぐりました。そのことに、議員になったんだなぁと思った次第です。
〇学童関係の方から、県がやっと補助金を国基準までだしてくれたというコメントをいただきました。支援員の方の待遇改善など課題も。
〇老人クラブの方からは、補助金の使い方が限定されていることがちょっと…と。使途を限定しない補助金にというご要望をうかがいました。
〇安倍さん怖いから共産党がんばって、という声もいただきました。
〇社会福祉施設の方にはグループホームの運営のお話しを。
〇商業施設の方には中学校の職業体験を受け入れてくださっているお話を。
〇野党共闘の方針は共産党も柔らかくなっていいわぁそう来なくちゃと思っていたわと。
〇特別支援学校の先生からは、区内に存続をとの声を。
まだまだ書ききれません。ご期待の声に応えていきたいとひしひしと感じました。
もっとも、カクテルグラスに入ったかぼちゃと人参の二層のムースだけは堪能させていただきました。終わってから午後の地域訪問に向けてお腹が空いてサイゼリヤで食べた「いろどり野菜のミラノ風グラタン」の美味しかったこと。
コメント
大山様
んー「港北区が日本中の政令市の区の中で人口が一番多い」これは知らなんだ、本当ですか!てっきり中区あたりではないかと思ったのですが・・・
今工事中の相模鉄道線ですが、新綱島駅は地下5階で、いまの東京園あたりに作られるそうです。そこから日吉で東急目黒線と接続するそうですが、
これによって歴史ある綱島温泉東京園が閉館するそうです。寂しいですね。
でもこれにより綱島界隈の再開発できます。よりいい街になるますように期待したいですね。
・中学校が足りなくなる
・ショッピングセンターの移転で買い物難民が生まれる
・10分の1がお年寄りの一人暮らし世帯
等々の問題、「政令市の区の中で人口が一番多い」なーんて威張って言ってる場合ではありません。図体が大きくなるほど色々な問題が出て来るのは当然。ひとつひとつ住民の納得のいく解決をして行かねばなりませんね。
そのためには、ちゃんとした都市計画が必要です。
吉崎さん
そうです。港北区34万人。イケイケどんどんの陰で切り捨てられる市民生活がないか、忘れられている対策がないか、そこに目を向けられるよう頑張ります。