港北年金者組合「輝こう展」とMCI
数日前、この大倉山記念館で港北年金者組合の「輝こう展」が三日間開かれ私は観に行きました。
私は受給するのはまだまだなんですけれども、減らない年金を作ろうとする政治家として年金者組合に入っています。輝こう展は、切り絵や写真、絵手紙、小物づくり、書など多彩な作品を鑑賞することができました。いつも一緒に活動する党員仲間のみなさんのもありました。政治活動をしながら、心豊かに創作活動をされていることを素晴らしい生き方だと思いましたし、今の自分に欠けている要素だと反省しました。でもこの場所を訪れることができてそれはよかったと。
さて、この投稿、「データ」に分類しました。それは義母にもらった雑誌に高齢者が心得ておくといいなあと、いつか自分たち夫婦が年老いたらこれ大事だなあという記事がでていたのでデータとしてご紹介したいと思ったので。
高齢化社会を迎え、認知症と共に生きている方、認知症の家族を受け入れられない方、認知症の家族とうまく暮らす方、などいろいろ出会います。
おばあちゃんちからもらってきた雑誌は「ゆうゆう」。(50代からがおもしろい!)というサブタイトルがついたもの。行くとたまに読んでいましたが、広告が少なく、ファッションからお料理、美容、社会問題まで読み応えがあるなあと思っていた雑誌です。
MCIとは軽度認知障害。この特集があって、私の年輩の仲間が認知症との付き合い方に苦慮されているのを見聞きしていたので、読み入りました。
「MCIは認知症のグレーゾーン。この段階での対策が余殃や症状の緩和につながります。」と書かれています。「次にあげる7項目をチェックし、少しでもあれっ?と思うことがあったら専門医の受診を」と勧めています。
①外出しなくなる:出かけること、化粧やひげそり、入浴や歯磨きをおっくうがる。
②長年続けていた趣味をやめる:20年30年と続けてきた趣味や習い事に興味を失う。
③料理のレパートリーが減る:料理や掃除をしない、レパートリーが減る。やりかけた家事をそのままにする。
④連続ドラマを見なくなる:前回までのあらすじを覚えていてこそ楽しめるのが連続ドラマ。見なくなったら要注意
⑤睡眠時間が長くなる:高齢になるとだれでも睡眠時間は増えるが、MCIの人は脳が疲れるので顕著
⑥レジで常にお札だけを出す:100円玉4枚10円玉2枚…瞬時に硬貨の組み合わせを考え、取り出すことができない。
⑦怒りっぽくなる:MCIでは物忘れの自覚があるため、自分に腹を立てる、また他人からミスを指摘されると怒る。
みなさんいかがでしょう。
コメント
認知症は肉体的痛みも苦しみもありません。大山さんが掲げた①~⑦までの行為に自分自身が気が付かないことがあります。
ですから本人は病気であるとの認識がなかなく、家族や知人から「おかしい」「病気では?」といわれると機嫌を悪くする人がいます。
このような人を、いかにうまく病院に連れて行くか?そして薬を服用させるか?家族は大変ですね。
認知症の治療は、これ以上の進行を遅らせる事はできますが、完全に治すことはできないそうです。日頃から「なにかおかしくはないか?」と自分自身をよく観察する事し、疑問に思ったらすぐ、病院に行くことが大事であるという事がよくわかりました。