カジノを許さない 市庁舎包囲に650人!
横浜市議会においてカジノ推進予算が可決される数時間前、9月20日。関内駅南口は人であふれ、
市庁舎はぐるりと包囲されてしまいました。取材のヘリと思われるヘリが12時ごろしばらく周回していましたが、
そのうちいなくなりました。どこかの報道機関が飛ばしてくれたとしたら時間を見誤って
おられたのでしょう。あまりにも惜しい。12時集合が告知されていましたが、あっという間に輪ができるはずがない。
最初にいろいろな人の訴えがあり、しかるのちに包囲しましたので上空からの写真が
ないのがかえすがえすも残念です。
横浜市議団、神奈川県議団も全員で参加。超党派の集会で無所属の方やれいわ新選組の方の姿が見えました。
私も上野議員も横浜選出県議枠でスピーチさせていただきました。
「国政マターだから仕方ないという方がいるが、悪法から住民を守れるか。今こそ地方自治が問われている。
ラスベガスに通うほどカジノを好きな方に出会った。あんなものは山下ふ頭にはいらない。人っ子一人いない
山の中につくるものだという対話例もお話ししました。民主主義を取り戻すために力を合わせましょう!」
加藤なを子・木佐木忠晶前県議、井下けんじ都筑区市政対策委員長、あさか由香さんも駆けつけれました。
翌日の神奈川新聞紙面には、自公賛成でIR誘致関連費2億6千万円を盛りこんだ補正予算案が可決されたことをうけた
林市長のコメントが私を悔しがらせました。
民意を十分に反映していると思うかとの質問には、「二元代表制の中でやっているわけだから、今回の
可決が民意を得ていない、と申し上げることはできない」悔しいけれどある意味当たっています。
ついでにいうと市民の9割が望む中学校給食も実現できない、
二元代表制が機能不全に陥っている議会の姿があるわけです。
しかしながら、推進方針決定に市民の声が聞かれなかったことは動かしようがない事実。
市民が選んだ議会が必ずしも民意を反映できず、市民の選んだ市長が市民の声を聞かないときに
やはり、市政の主人公たる市民があらためて代表者たちに声を聞く機会を設けるよう
住民投票を迫りましょう。闘いはこれからです。