魔法が解けて…
3年9か月前の場所。奈々子bookを読んでくださった方はお分かりかと思います。
県議選に落ちてお詫びというか応援していただいてありがとうのお礼をしていた大倉山駅前。
寄せ来る人波に話しかけていたら、この中にも私に投票してくれた人がいると思うと
申し訳なくて落涙してしまった場所。
今朝は冷静に「私大山奈々子の議席獲得及ばずすみません」と「共産党大躍進へのお礼」と
「今後、議案提案権を生かしてできることの展望」などを語りました。
「応援したわよ、共産党伸びてよかったわね!」と何人も言っていただきました。
前回は恨めしそうにいう方がいらっしゃいました。もっともです。
今回は比例の方では票を生かすことができてよかった…。
夕方にはセンター南駅でもご挨拶。ここでも温かいお言葉をいただきました。
夜には仲間とご苦労さん会。笑顔がいっぱいの中でまあまあの笑顔でご挨拶することができました。
小選挙区でも私やみんなのがんばりが比例を押し上げたのだと言っていただきました。
ところが…さて、私としては珍しい症状が続いています。
昨夜の記事に書いた、3歩歩いたら気が晴れる、ということができていないのです。
私、超ポジティブなところが自慢でした。割り切りがいいというか。
例えば人と喧嘩してなかなか謝れない人や、失敗をいつまでも悔いている人、大切な人を亡くしていつまでも気が晴れない人に対してまで、内心「引きずったら自分が損なのにな…」と思ってしまっていました。ところが今回は引きずっています。
「目標は比例で2議席」と党内で言われる中で、「小選挙区でも風穴をあけよう」と内心思い、その気になって全力で駆け抜けました。そしてこのテンションは幸い仲間も(比例を伸ばすことと齟齬はないので)同じで、楽しい楽しい闘いでした。
でも、議席獲得ならず、共産党大躍進を心から喜ばなければならない局面で、選挙戦で出会った皆さんの顔、受けた手振りの応援などがフラッシュバックし、なんというか、頭と心がリンクしないというか。
でも、やるべきことはやってます。みなさんにご報告兼ねて毎朝ご挨拶することにしました。
さて、2週間ぶりに大掃除しながらテレビを見ていると、自公の議席増と民主の党首交代の話だけで共産党の躍進を語らない報道バラエティでした。共産党隠しがテレビの常。自民党政治にここまで人々の暮らしがむしばまれていても自民党支持が多いのはやはりこれかと思うような明るい自民党の演出でした。
明日は晴れるかな。