日の丸君が代の取扱について申し入れ
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憲法改悪阻止神奈川県連絡会議(略称・神奈川憲法会議)のみなさんと教育委員会に申し入れ。毎年行っていることですが、コロナ禍の今回はメンバーを限っての実施となりました。これは教育委員会の一室です。教育局指導部高校教育課高校教育企画室グローバル人材育成グループ指導主事の片倉氏に文書が手渡されました。
森弁護士の調べでは教育委員会会議の中で、要請があったことは知らされ、資料配布がされていることが議事録でわかるとのこと。教育委員の間で真摯な議論にはなっていない様子がわかりました。
今回は文書を手渡すだけといった割には私はつい口をはさんでしまいました
「毎年のことだと思わないでくださいね。私はふた昔前高校教員をしていましたが、在日の子が卒業式に日の丸が掲揚してあるのが苦しいと訴えていたんです。グローバルな教育を進めるというなら、日の丸がアジア諸国に与えた影響を考えるべきです。憲法を生かす弁護士さんたちが要請に来られていることを重く受け止めてください。」といったものの。協調性が重んじられる国で、当然のように日の丸に一礼する人が多いですね。日の丸が歴史的に担った役割、君が代の歌詞が国民主権を否定していること、式典であたりまえのように日の丸君が代を位置付けることは立ち止まって考えることを遠ざけます。敗戦国であるイタリアもドイツも戦後に旗のデザインを変えています。これらもまた、日本の戦後処理の問題です。
以上の私の論に納得できない方もいらっしゃるかもしれませんが、憲法会議のみなさんが主張されるのは、主に思想信条の自由を侵すなという観点です。
ぜひ申し入れ文書をお読みください。
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