切り拓こう未来を!市民と野党の懇談会(*’▽’)
総選挙を前に重要な取り組みがありました。各地でこのような取り組みがもたれればと思いご紹介します。
今日は、7区市民の会による標記の懇談会がもたれ、立憲民主党、社民党、神奈川ネットのみなさんとともに、共産党を代表して都筑区の市政対策委員長井下けんじさんとともに参加しました。この市民の会はほかに国民民主党、れいわ新選組にも声をかけられたということでしたが、当日参加はかないませんでした。これまでに各政党と個別に懇談会を持ち、集大成的にラウンドテーブルの形(実際は円卓ではなくスクエアテーブルでしたが)で一堂に会してフロアからの質問に答えたりして野党共闘の意思を確認しました。参加された方からいただいた感想をご紹介します。
「各代表からスピーチを受け、参加者が質問や意見を出し合う形の懇談会です。今日の様に市民の率直な声を届け、野党間の話し合いを繰り返し続けていくことが共闘を確かなものにする力になると思いました。」
同感です。私としては井下さんと分担して第2回目のスピーチを担当し、市民と立憲野党の果たすべきこと、カジノ誘致問題と地方自治についてお話し、フロアからの1回目の質問にお答えしました。簡単にまとめると…
【冒頭のスピーチ】
カジノの住民投票を求める運動は民主主義を希求する市民の力を鮮明にし、政治参加の気風を強めた。7野党がともに闘ったその力を市長選に。総選挙については、まずは菅政権の受け皿がないと思っている方々政治に関心を失った方々に野党共闘が受け皿足りえる力を蓄えたことを示していくこと。展望を示し投票率を上げていくことが大事。
【フロアからの疑問への回答】
・政策合意について:自衛隊や安保、天皇制の問題はわきに置くことでいいのかとの質問に。まずは安保法制撤回の一点で始まった共闘、この間野党共同法案を10本近く提出するに至っている。政党もナマモノなので切磋琢磨するうちに認識が変わっていくこともあり得る。(大同小異と言葉を使ってしまい、天皇制や日米安保は小ではないと指摘を受ける。もっともでした。)
・消費税5%を認めないと共闘に乗れないという令和さんからの声があったが、消費税には?:逆累進課税という意味で本来あってはならない税金だと考えるが、共闘を考えて現在での5%減は我が党も掲げている。
・野党共闘が全勝した3つの国政補選の評価について:いい前哨戦になった。がしかし地方議員の立場としては、共闘した地域の地方選で共産党が議席を減らすことになりがちでそのことには忸怩たる思いがある。
《他にフロアから出た意見》現職の前回共闘で国会へ送った中谷氏への質問がやはり多かったですね。
・低投票率は民主党政権の時の問題。何が変わらないのか約束を守らない
大きなところで守らなかった。普天間基地の移設は最低でも県外が県内になった約束違反
消費税をあげないといったのに上げた。 政治不信になる 国民不振を呼んだ犯罪的
約束を最後まで守ることを腹に据えてほしい
・小異ではない一致点でやる 立憲主義回復
・国民民主党と立憲 連合の神津さん 国家観が違うのでは。
脱原発に反対か
・野党統一候補だった中谷さんは、 立憲民主の中谷と語っていたが、野党統一候補の中谷と明確に述べてほしかった
- 市民の一員として野党と共闘で行った始めてのハードルの高い行動
カジノノーの声に励まされ受任者が頑張った 臨時市議会で否決された残念で悔しい
夏の市長選ではカジノノーの市長を誕生させよう
カジノの問題での市民の野党との連携をどう評価しているか 国政に反映させるために何が必要か」
- 横浜から政治を変えよう 2016年自民公明維新にどれだけの負荷をかけられたか。市民としての立ち位置である1区から8区の自公の議員は全員落選させる。カジノの混乱を招いたのはIR法案。不埒な議員を当選させたら恥である
- 懇談会のたびに話をしているが野党共闘をすすめるたびに地方議員が減る全体の中で社民党も共産党も令和や国民も全体として前進することが必要だと感じる
政策的な食い違いを感じない置いておくことは置いておいて合意できるところは合意政治契約を結ぶことは必要。
・憲法に対する思いを述べてほしい。
名古屋市長選の問題評価できない何か目先の利害に迷わされている
- 5%が結べなければ令和は乗れない。違いを前面に押し出した場合の共闘をどう考えるか
社民党の女性キャラバンのお話、軍縮への思い、神奈川ネットは地域政党だから、国会議員は持っていないが、政策契約を結ぶ。7つの提言がある、乳幼児一時預かり制度を主張し続けた話、中谷さんに現場を見に来てほしいという声に、中谷氏から国会活動と子育てでなかなか時間が確保できない苦悩も率直に語られたり。
今、走り書きしたメモを見るとそれぞれに味わいのある回答をされています。個別に質問のある方はお寄せください。ここに書ききれません。
緻密な事前の準備が重ねられたと推察します。関係各位には敬意を表します。合意書も取り交わされたので張っておきます。ご覧ください。