五月晴れのもと平和行進!原水協港北
全国各地から被爆地を目指して歩く平和行進。神奈川県内の主催の原水爆禁止神奈川県協議会とはこういう組織です。その港北版は一時期、ほぼ休眠状態でしたが、被爆者の方が平和行進の参加者の減少をさみしいと語っておられるのを聞き、何としても再建をと呼びかけ、賛同される諸団体と一緒に共産党の担当としては私が会議に参加してきました。そしてコロナ禍での開催について事務局一同いろいろ悩みましたが、例年の、鶴見につなぐリレー形式ではなく短時間の区内だけの取り組みでもあり、やはり記念すべきこの核兵器禁止条約発効の年にぜひ行おうということになりました。当日8日は60人近い参加となり、大曾根町から樽町まで、ほんの30分ほどの行進でしたが、穏やかな天気にも恵まれ、初めてこういう活動に参加したという方々もいたり、沿道のビルから手ふりをいただいたり、車の中から温かい目もあったり無事終えることができました。
私は実行委員長なので、集会でご挨拶しました。

●2010年のNPT核不拡散条約再検討会議の要請団としてNYに新婦人の会からカンパでおくってもらったこと、あの条約は5大国に核保有を認める不十分なものだったが、今年発行した核兵器禁止条約は、国際的に核兵器があってはならないと決めた人類の進化系の条約。県議会では日本政府に参加を求める意見書をという陳情に賛成するのは共産党以外には一人会派が2つだけだが、その一つも過去には反対だった。反対だった議員を賛成に変えたのはこういう運動。いまでは全国の560の議会から、3分の1以上の議会から国に意見書が上がる変化を生んでいる。今年は毎年必ず参加された被爆者の方が体調の問題で参加ができなかった。その思いを受けて歩きましょう。私たちの一歩が核兵器禁止条約に参加する政府に変える力になる。ともにがんばりましょう。