大山奈々子
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代表質問全文と答弁 保育士処遇問題にジェンダーの視点無し⁈

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代表質問、知事答弁を張れていなかったのでこちら、県議団HPよりご覧ください。

特徴的なことを。①ワクチン接種の援助。医療機関への助成については国やぢ町村制度の紹介にとどまりました。

➁ワクチン接種の意向尊重に関しては「市町村とも連携し接種が任意であり接種が難しい方がいることも周知してまいります。」これはよかった。今企業での接種で断れないムードがあるといいますから企業へのはたきかけも求めねば。

③検査の拡充には「現時点では学校や幼稚園保育所などに定期的なスクリーニング検査を実施することは考えておりません。」現時点では、がかすかな望み。

④集中検査の対象拡大は「最近では感染力が非常に強いとされるデルタ株の感染例も相次いでおり、従来より広い範囲での検査が必要ではないかと考えています。そこで今月始め私から田村厚生労働大臣に、検査実施の判断基準ともなる濃厚接触者の定義を見直すべきという提案を行ったところです。また、従来より広い範囲での検査の実施に備え、本定例会に提案した補正予算案で検査費用の増額をお願いしています。こうしたことにより、より幅広い範囲の検査を可能とし感染力の強い変異株の拡大防止に努めてまいります。」とまあ、前向きでした。

ケア労働の認識の前半はよかった「介護や保育などのケア業務は、ケアを受ける方の状態に応じた適切な知識や技術をもとに、現場を支える重要かつ専門性が求められる業務と考えています」くせに再質問へは「まずはケア、ジェンダーの問題として捉えていないのかどうかということであります。賃金、これは勤続年数や労働時間など様々な要素によって決まるものでありまして、また労働基準法で賃金については男女の差別的取扱いはしてはならないとされています。こうしたことからケア業務の処遇は、ジェンダーの問題というよりも、勤続年数が短いことや小規模事業者が多いことなどが課題と考えておりまして、処遇改善につきましては国に働きかけてまいります。」なぜ勤続年数が短いのはなぜだと思う⁈あまりにも認識が甘い。あといろいろ書きたいけれど時間がないのでリンクをぜひご覧ください。

土地利用規制法についてはどこも答弁する担当がいないということでどこが答弁を書くか困り果てていたということが質問を構成するなかであって、そのこと自体がこの問題の闇の深さを思います。

アスベストも国の様子見だし。校則に関しては教育長の答弁は節度を持ちつつ現実を見ていると感じました。たくさんの傍聴者で周りの議員も圧倒されていました。ありがとうございました。


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