走り出した連帯の市長選 山中竹春さんを先頭に 協定書調印。
25日、関内ホールで「市長選勝利をめざす市民のつどい」が開かれ、大ホールが熱気に包まれました。カジノ反対の市長を誕生させる横浜市民の会主催です。
経過が不透明だとのご批判もありますが、政党間での調整がやっとついて、ともに闘う基盤を確認できた会でした。市民の会世話人代表の岡田弁護士のあいさつで始まり、立憲民主党江田氏、日本共産党 畑野氏、社会民主党 森氏、緑の党 石崎氏 新社会党 秋田氏、カジノ誘致反対ヨコハマ連絡会 菅野氏 ストップカジノ市長選共同アクション 青島氏らがあいさつされました。
江田さんの話は、何人かが他の候補がカジノ反対と言わざるを得なくなったのは市民の署名活動の成果、中にはエセ反対がいる。山中さんは市大という市の組織の中にいて署名活動をするわけにもいかなかった。思いは強く持っていた。何よりハマのドン横浜港運協会の藤木さんが山中さんを本物のカジノを止める人として選んでくれた、と紹介。緑の党の方からはデータサイエンスの仕事をして市にも貴重なデータを提供しても生かされなかったことが彼の立候補につながったのではないかと推察する。という話などがありました。
そこで某区内駅頭で署名活動中に、横浜市大の若手医師から話しかけられたことを思い出しました。「私たちは林市長が誘致宣言する二年前からギャンブル依存対策チームを作るよう市から依頼されていた」と。やる気満々でしたね。(私たち仲間はカジノの調査費を毎年1千万近く計上してきた林市長が選挙の時になって「IRは白紙」など微塵も信じていませんでしたが)そんなことを依頼された大学人として思うところがあったのかななど考えながら聞いていました。
山中さんご本人は子育て世代として、保育園の待機児童数のごまかしや、自身が親にお弁当を作ってもらわねければならず申し訳なかったという思い、高齢者の社会参加の足の保障、など生活者の目線で語られました。そして、やはり「私を育ててください」という訴え。これをご紹介したSNS上で、悠長なことをいうなというご意見をいただきましたが、どんなベテラン政治家でも住民に育ててもらうという姿勢をわすれてはならないと私は考えます。そして、大切なことは「市政運営と政策の基本に関する協定書」が市民の会と山中さんの間で調印されたこと。山中さんの政策はご本人のHPで確認していただくとして、協定書はこちらです。横浜市内を飛び回りながら楽しいという山中さん。それは市民のみなさんの生の声が聴けるからだと。この感覚に期待したいと思います。そしてこれだけ政党がバックアップしていれば、即戦力になることは間違いありません。私は県議としてご本人にご挨拶する機会がありましたが、横浜市以外からもカジノ反対の署名が横浜市に届けられている、市政問題にとどまらない問題なのでよろしくお願いします。市民目線を大事にしてください。と伝えました。
ここに協定書を張りますがまだ誕生させる会のHPにアップされておらず、私がいただいた資料のスキャンで、読みづらく申し訳ありません。