大山奈々子
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被災地と結ぶKSKのコンサートに酔う

ブログコメント2

希望ヶ丘高校に通うお嬢さんを持つ友人からのお誘いで希望ヶ丘、湘南、川和高校からなるKSKのウインターコンサートに出かけました。県立音楽堂です。黒岩知事が県有施設の廃止を含めた見直し案を出したとき、この紅葉坂の文化ゾーンでは県立青少年センターも廃館の危機にさらされていたのでした。高校演劇の発表の日に署名活動したり、県立図書館に視察に来たりしたなあと思い出しながら、「運営の改善」対象となった県立音楽堂での音楽を楽しみました。詳しくはこちらです

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3校が合同でチャリティコンサートを行うという試み、しかもそこに被災地岩手の大槌高校吹奏楽部を招くという着想のすばらしさ。様々な楽器の特性をいかんなく引き出した曲。クラッシックからディズニー、大河ドラマまで豊かなレパートリー。ダンスや合唱、演奏しながらのパフォーマンス。大槌高校の卒業生やプロの指揮者やトロンボーン奏者の応援もあり。

とても壮大なスペクタクルを見たような満足感を得ました。塾の体験冬期講習なんかに行っている娘を連れて来たかったと何度思ったか。

心に残ったのは、卒業生のコメント。3年前の被災後神奈川に招待してもらった当時3年生だったという、今は音楽のプロを目指す方。被災直後は自宅のあったところが水たまりに見え、避難所で過ごす中、テレビも映らず、日本の人が自分たちをどう見ているのかもわからない状態だった。けれど招かれて、被災した時からこういう人たちがそばにいてくれたと思えたと。寄り添うことが何よりの支援になるということを思い知らされました。その気持ちで私たち港北からの支援も続けています。また、半年行けてないなあと考えながら…。

そしてトロンボーン奏者の方のコメント。コメントというには長く熱い訴えでした。3.11後、被災地に何度も足を運び、楽器を送るというような支援を行ってきた方。「3年9か月たってここまで復興が進んでいないとはあの時想像できたでしょうか」

この言葉には今の政治に対する怒りを感じました。

お隣にいた友人の言葉によると、大槌高校の子たちは横浜市の施設に宿泊したり、希望ヶ丘高校の子の家にホームステイしたり、一緒にクリスマスパーティをしたり横浜見物をしたりしてとっても仲良くなっているのだとか。

政治が遅れている中で子どもたちがこんなにも心の復興に力を発揮しているではないか。感動して、また頑張らなきゃと思えました。


コメント

  1. 加藤リカより

    大山様
    本当に「政治が遅れている」の一言に表わされますね。
    大山隊長を国会へ押し上げられず、自分の力不足を感じています。
    大槌町ですか…確か防災拠点となる役場もろとも
    津波でやられた街ですね。当然自治体との連絡が最後まで
    取れなかった街というニュースを思い出しました。

    そろそろ隊長の2014年の十大ニュースがブログに載るのか?
    と期待しています。それを参考に私の十大ニュースも
    パクリを入れて作る予定です。(笑)

  2. 大山奈々子より

    リカさん

    私は党のミッションがなくても自主的に三銃士を応援してくれたリカさんのアイデアに励まされました。秘密保護法すら反対できない他の候補者たちの後塵を拝したのは本当に悔しいし、実際のところ、有権者は何をみていたのかという逆ギレ的感情もあります(笑)でもやはり足りなかったのは私と党の力です。冷静に反省分析して次へつなげたいと思います。

    大槌町はそうでしたか…そんな過酷な体験を乗り越えた子たちがあの光の中で笑えるようになったことは希望だな。

    私の十大ニュースか…いや、Facebookでこのところ自分の一年を振り返るプログラミングがあり、多くの人のをみていますが実に多彩。それに反してこの私は政治活動ばっかりやっているなあと。私生活をあまり写真で投稿していないせいもあるけれど、政治に明け、政治に暮れた一年でした。

    そしてそれは本望でもあり。リカさんのオリジナルな十大ニュースをおまちしておりますよ。

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