終わりを告げたファンタジッククリスマス
ブログコメント6
今年ついに我が家にはサンタが来なかった。
10年前のこのころ、二人は必死でサンタを待っていた。
ウソ発見器を頼むと言っていた娘はいつものようにドアの外で大きな声でリクエストを叫ぶことを忘れていた。そのまま24日を迎え、私は終わりたくない思いで焦ったけれど、娘が友人たちと帰ってくるところに出くわし、Ⅿちゃんについ聞いてしまった。
「Ⅿちゃんとこ、サンタさんくるの?」
「はい、信じている設定になっているので」(゚Д゚;)( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)
そして私は苦笑いする娘と目が合ってしまった。娘もその設定だったのに。やっぱり設定だったのか…そうだよな、でもな…わああ、終わった…
お友達と別れた娘に「サンタに頼んでないなら来ないよ」と言ってみた。「頼んだんだけどね」と娘。もう悪あがきしてもしかたないね…「いつから知ってたの?」「小学校5年くらい」「え、6年でも大きい声でプレゼントさけんでたじゃん!」「それは欲しいからだよ」
そして今年ついに我が家は4人そろわなかった。息子がデートに行ったためなり。
たいしたごちそうも準備できない上に1人足りない寂しい食卓。
…娘「ね、サンタいないならプレンゼントなしなんて無くね?(ひどくない?の意)普通、親からあるっしょ?」
私「プレゼントくれるのはサンタだけだよ。」
「…」
こんな日がくるのはわかっていたけれど大人になってしまった我が家。
息子が意気揚々と帰ってきて楽しかったぁと屈託なく笑う顔を見た時はそれでもうれしかったけれど。
寂しいから楽しかったクリスマスを探そう。
お友達とお菓子の家を作ったあのころ、この子たちにはサンタが来ていた。
こののち、街でお菓子の家キットが売られるようになっていった。
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コメント
うーん信じている設定ですか・・・現代っ子なのですね。
やはり、この場合のサンタの役はお父さんと決まっているのですが、さて旦那様のお気持ちはいかに??
いい話
現実と夢が交差してますね。
まさにスクランブル交差点か???
うちの子たちは小学校卒業までは信じてたなあ…サンタになりすまし、英語でお手紙の返事を書いてみたりして(ホントならフィンランド語?)子供たちはホントにワクワクして喜んでいたものでした(^_^)今や長男は大阪から「おそなった。メリクリ。年末は無理、3日に帰る」のそっけないメール…私もイブは仕事が終わらず21時前に帰ったのでした。30日には家族でUSJに行ってハリポタの世界を楽しんできますね!志田、大津に来たらまた会えるといいな。忙しいから体気を付けてよいお年をね!
吉崎様
うーん、私だったりしました。難しいリクエストがあったりしてね。いつも接している私でなければ調達しえなかったり。
杉山様
はい、親子ともに少し幼稚な家庭なので(笑)今年からクリスマスが少し色褪せて見えます(;_;)
さとり
そっか。「年末は無理」か。クリスマスばかりかお正月も一緒にいられなくなる日が来るのね…
ハリポタいいなあ、なんか世界一のアトラクションに認定されたとかされないとか。そのアトラクションのそばのポストから手紙出したらふくろうの消印が押してもらえるとか。この夏行った息子はテレビで知って、わあ、やりたかった!と。私も行きたいけど…このお正月は両方の母を招きます。
さとりも忙しそうやね。体に気をつけてよ。
今度大津に行くときは連絡しますね(‘∀’)ノ