大山奈々子
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【議会のリアル】立憲主義とはなんのこと?

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3月、第一回定例会最終日直前、神奈川県議会 防災警察常任委員会にこんな危うい意見書案が自民党から提案されました。共産党は議員数がたりなくてこの委員会に委員を置けていないので、審議は、自民・立民・公明・県政会・国民会派で行われました。全員賛成となったとのことです。

これは有権者の方にお知らせしなくてはいけません。

ただし本会議にかけられるときは本文の中の改憲直結の文言は修正されて提出されましたが私たちは意図が透けて見えるものにみすみす乗りませんよと反対しました。神奈川ネットも反対でした。

一方国政においては、産経新聞を引用します→立憲民主党の泉健太代表は3日、緊急事態条項の新設を含む自民党の憲法改正案4項目を念頭に「国民の自由や人権を守るという立憲主義の立場に反する」と批判した。→とのことです。

そして野党共闘の20項目の政策合意は下に張りました。「コロナ禍に乗じた憲法改悪に反対する」に4党が合意していますね。コロナ禍に乗じるのはだめだけど、ウクライナ危機に乗じるのは許すのでしょうか。それとも国と地方は見解が違うといういつもの論理なのでしょうか。

共産党として自民案の対案を出しましたのでそれも貼っておきます。これは賛成5人でした。残念。

先にも書きましたが、今回もう一つ見るべき意見書採決姿勢は「緊急避妊薬の薬局での販売」公明党も立憲民主党も公約にしていますが、共産党提案の同趣旨の意見書案には反対しています。これも張ります。

野党共闘を誠実に希求する立場から、不都合な地方議会の秘密は明らかにさせていただきます。


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