神商連 旗開きでご挨拶
産業労働常任委員ということもあり、8日、神奈川県商工団体連合会の旗開きは私が県議団を代表して参加させていただきました。
神奈川県の状況として産業政策が松沢知事時代から大企業も応援しなければという考え方になり、全国屈指の大企業を主な対象にした企業誘致のために600億超の巨額の税金が投入されてきた事、それは企業規模については見直されたが、依然として県内雇用を要件にもせず結果の把握もしていない。
地方自治体は本来地元の業者を支援すべき。コロナ禍と物価高の中で、固定費の補助は議会でも求めているがなかなか首を縦に振らない。インボイス制度の中止や先送りの要望が県民から寄せられても共産党以外の賛同を得られないこと。消費税の5%への減税の要望が出されてもこれもうち以外の否決に遭うこと。これでは県民要望に応えきれない。県議会を変えなければならないと考えている。
そんな中でも私たちは例えば党の大きな政策の柱の一つである気候危機打開のために中小企業が省エネ改修をした際の補助制度など盛り込むことができた。ゲストの小山田さんが実践しておられるソーラーシェアリングも、小山田さんが始めたころは県の融資制度しかなかったが、今では自家消費型発電等事業導入補助金という制度がはじまった。少ない議席でも少しずつ進めてきている。国が軍備拡張のために生活を削ろうとしている今こそ、地方から暮らしと命を支える議席が必要。という趣旨の話をしました。
そのあとに展開されたかなごてファームの小山田さんの話は、この地産地消の取り組みが県や国に高く評価され表彰もされていることが紹介されました。神奈川はソーラーシェアリング導入の目標を100としてから導入が遅々としており、やはり再エネ講師として実践者を招くべくやはり求めていかねばと思いを新たにしました。