㊗び・すけっと菊名　オープン　医療的ケア児者の支援拠点

旧港北区医師会会館、菊名記念病院のお隣に、多機能型拠点施設「び・すけっと」がオープンしました。主に医療的ケアを必要とする重度心身障害児者とそのご家族が身近な地域で安心して暮らせるための生活支援拠点です。

私は「Be 助っ人」という意味を持たせたこのネーミングに優しさと意気込みを感じました。開所式には名付け親の方も参加されていました。市内6カ所の拠点ができる計画がありその4番目だそうです。そして運営を担う横浜共生会理事長さんのご挨拶が、困難があってもこの事業を担わなくて福祉団体といえるのか、という逡巡の末の責任感ある決意が本当にかっこよかったです。

この式典には重心グループ連絡会の方も参加されていました。内覧会のときに少しお話をうかがいました。重度心身障がい児者やそのご家族にとって本当に待たれている施設であること、既設の施設の課題を反映し改善された施設になっていること、医療的ケア児支援法ができて以来本当に社会が変わった。昔はどこへいっても受け入れられませんと断られるのが当たり前だったこと、横浜市は話し合いに応じてくれるけれど、会の人たちが懇談を求めても全く応じてくれない自治体もあること…教育の課題などもいろいろうかがえました。県全体の重心の会もあるということで懇談させていただきたいと思いました。

多くの方の願いと期待を背負ってオープンしたこの施設がそれに応えられるような体制整備がなされ、希望の星となりますように。一枚目の写真の、光が差している感じ。こんなイメージの開所式でした。（写真撮り忘れましたが屋上のテラスもよかったです）

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