横浜開港記念式典&横浜市民ギャラリー
6月2日は横浜開港記念日。いつもなら市立学校は休みになるのですが日曜日と重なって代休というのもないようです。残念!
花火が有名ですが、横浜開港記横浜開港記念式典も開かれます。みなとみらい大ホールには多くの市民のみなさんが参加されていました。みんなで横浜市歌を斉唱し、市長や市会議長、ゲストの知事があいさつ(まあ、みんな花博の話 知事はこれは万博なのだと強調)それにしても ♪昔思えば苫屋の煙 ちらりほらりと立てにしところ♪みんなこの歌は好きですね。記念にこちらにご紹介しましょう。
横浜市歌 – Google 検索 こちらです。森鴎外作詞!子どもたちも折に触れて歌うので誰でも歌えます。
私は横浜が誘致しようとしてカジノがどうなるかわからなかったとき、懸命に住民投票条例のための署名を集めていた日々、句会で作った句があります。
「百千船 息詰めてゐる 冬港」これは結構自分で気に入っています。祈るような思いで横浜がばくちで稼ぐ下品な街にならないよう願っていました。
ももちぶね、は横浜の人が聴けばあの歌詞、と思えるので。

さて、記念式典の第二部は雅楽師の東儀秀樹さんと息子さんの典親さんを中心としたコンサート。雅楽と洋楽の融和。軽妙な語り口。期待をはるかに超えた楽しさでした。笙という楽器は大陸を渡り、研究されて(みなとみらい大ホールにもある)パイプオルガンになったのだとの説明でした。今度はしっかりお金を払ってコンサートに行きたいと思わせてくれました。
そして式典の後は、京都の友人がはるばる出展していた日曜画家展をみに市民ギャラリーへ。桜木町から無料バスに乗せてもらって急坂の上に到着。友人とはすれ違いになりましたが、誰でも出展できるという絵画を初めて見せていただきました。飛鳥田市長時代にできた日本初の公営ギャラリーだということです。友人は高校の陸上部時代、周りの子たちが芸術選択は全員が「音楽」の中、友人と私だけが美術選択で、卒業してもたまに美術館を一緒に観るのが楽しみなのです。彼女は創作も続けていて、「横浜には展示させてもらえるギャラリーがあってええなー。京都はないねんで」と言っていました。京友禅の仕事もしていた彼女はずっと京都に暮らしています。自分の親がいなくなった今、私に京都の風を運んできてくれるひとなのです。彼女の作品をご覧ください。

