空包射撃訓練を中止せよ 防衛省申し入れ
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空「砲」は銃を意味し、空「包」は弾を意味するらしいです。新聞の基準では空包射撃はこちらを使うのだそうです。
6月4日から3日間行われるという国内初となる横須賀基地内での空包射撃訓練。許されない!と横須賀市議団と畑野君枝前衆議院議員ともに3日、防衛省に申し入れに行きました。横須賀市議団が市に申し入れた際の横須賀市からの回答も参照したうえで臨みました。結論としては申し入れによって明らかになったことは一層不安なことばかり。
国内どころか、米国外で初めての空包射撃訓練ではないかということ。空包でも破壊力があるとされている報道もあるが、その実態についての知見がないという問題。(音や閃光や薬莢が落ちるのか、破壊力はどれほどかなど…)
それなのに国は米軍基地内の空包射撃訓練の必要性を理解すると答えてしまっているという問題。提供水域に民間の船舶が通行した場合訓練を中止するという回答と、民間の船舶を通行させないようにするという回答が両方あって真実がわからない問題(これは回答を求めます)万が一事故が起こったらどう対処するのか(自衛隊では空包訓練の数が実弾が入っていた問題もあった)と聞いても安全を確保していくというのみだという危険想定がない問題。市民への告知は横須賀市の他、町内会と私立学校のみだったこと。(地元の小学校では今日も情報が来なかったという声を聴いています)
そもそも米軍からこのような訓練が示された時にNOを言えたのか、今後他の海軍基地でも展開すると言われてそれにもNOが言えたのかと聞くと「米軍との関係があるのでお答えできない」「こちらは国民との関係があるから聞いているんですよ」とやり取りしたものの、恐らく米軍にNOを言えていない。岩国の視察では米軍基地内のコロナ患者の発生数を神奈川県よりはるかに頻回に把握していました。福祉部局がしっかり連係をとったのだそうです。行政の出方次第で相手も変わるんですよといったものの。要請に行く私たちの側で防衛省の交渉力をあきらめている節があってそれはまずいですね。あるべき国防の姿を示すよう求め続けたいと思います。
資料は私たちの本日の要請文、下は横須賀市への防衛省の説明。残念なことに市長が理解を示してしまっています。
私たちは市民に射撃音を聞かせて戦争に向かう国への地ならしだどとらえています。平和憲法を持つ国とは思えません。
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