大山奈々子
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団体懇談5日目 夜間中学 社会保障協議会・年金者組合・生健会 県肢連 平和4団体

ブログコメント2

気がつきました。あまり長々ブログに時間をかけられないことを。懇談させていただいた件については報告書を作成しなければならず、そのエッセンスは県への予算要望に盛り込むべきで、それに向けた検討の合宿も控え、分担部分の精査がまだ100項目ほどあり、盆踊りシーズンは佳境に入っており、うちの炊飯器は壊れ、ベッドも壊れ、片付かない書類が山となり、パリ五輪は気になる。外は暑すぎる。というわけでぎゅっと簡潔なご報告に変えさせていただきます。

①夜間中学 ②社会保障協議会・年金者組合・生活と健康を守る会 ③県肢連 ④平和4団体

ご要望が重なることが多い団体さんは同時に懇談をお願いすることになり、すみません。私たちは昨年まで一団体1時間懇談させていただきましたが、今回は約10団体増えてこちらの議員の態勢が弱くなっているのでやむなく1回の時間を50分にさせていただきました。それでもどの会派の懇談より長い時間だというお話を聞いています。長ければいいというものではありませんが、問題を把握しリアリティをもって胸に落とすには必要な時間です。

①神奈川・横浜の夜間中学を考える会 県内にもう一校の夜間中学の設置を。養護教諭の配置を。県内には未就学と形式卒業(不登校だったりして形だけ卒業)で中学校での学びの機会を得られなかった人は8万人を超える。義務教育の機会確保は自治体の責務。香川県三豊市はその責務を受け止め基本方針を策定した。県でも計画を。(のちにブログをご覧になった方からご指摘がありました。もう一校ではなく全県に必要だと。確かにご要望はそうでした。段階的にと勝手に解釈していました。失礼しました)

②この3団体の共通の要望は紙の保険証の存続と補聴器購入補助制度の導入。マイナ保険証をなくせというより紙の保険証との併用でも求められないかと。補聴器購入補助は各地の自治体でどんどん進んでいること。そして社協からは物価高騰を受け医療や高齢者施設、救護施設への支援策を、小児医療費補助の拡充を、県と33市町村がともに国への財政支援を講じる要望は高く評価しつつ市町村国保への国費投入を求めること。後期高齢者の医療費負担軽減を求めること他。生健会からは県営住宅の定期的な整備計画 公営住宅が空きがあっても募集をかけない例が多々あること 活用を図ってほしい。 県営住宅退去時に原状復帰の基準が緩和された、徹底を。ケースワーカーの十分な配置を。いわゆる生活保護の方の課に宿泊所の利用は一時的にとどめ、人間らしい生活が出来る住居への転居の支援を、など。生活保護世帯の夏季加算や、猛暑対策など私たちが議会で求めて居る要望とかみ合うことを実感しました。

③神奈川県肢体不自由児者父母の会連合会 やはり神奈川県が鳴り物入りで始めたインクルーシブ教育実践推進校が障がいのある子が置き去りになっている実態への懸念と、インクルーシブと言っても知的障がいが対象で、肢体不自由の子で知的と重複障がいの子が学びの場が保障されない問題が指摘されました。海老名で始まるフルインクルに期待するも今の障がいのある子を隠すようなインクル校の実態に不安を覚えるとのこと。誰もが住み慣れた地域で暮らすことのできる環境整備の例として特に湘南東部障害保健福祉圏域には療養施設がないことの問題、公共交通機関の利便性の向上エレベーターの優先利用などの周知、多目的トイレの必要性、住環境の整備の課題が語られました。知的以上にバリアがたくさんある身体障害のある方の地域生活の難しさ、災害時の困りごとなど、重複障がいの方はいっそう困難に直面されていることをまざまざと感じました。

④平和四団体

憲法9条を守り、平和な世界のために貢献する要求 政府に対して反撃能力の保持についての懸念を申し入れ戦争する国づくりに対しての意見書を。重要土地利用規制法のに関し理解促進や説明、要望を聴くことなど自治体としても実施すること。有機フッ素化合物に関し水質検査や周辺住民への影響を明確に。米兵犯罪に関し速やかな報告を求め、厳正に対処をなど。

今日は君嶋前県議の応援も受けました、懇談に応じてくださったみなさま、ありがとうございました。


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