大山奈々子
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米軍ヘリが海老名市内に不時着した問題で南関東防衛局へ抗議

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こちらのスケジュールがどんなに忙しかろうとも米軍は不始末をしでかす。だから私は抗議行動に備えて議会の準備は早め早めに取り組む。今回はそれもままならないスケジュール感なのにまたも、やらかした。海老名の田んぼに米軍ヘリが不時着。今回は「予防着陸」とかいう奇っ怪な呼び名をつけてきた。海への墜落を「不時着水」と言い逃れ、今度は予防着陸…

6日 防衛省の出先機関、南関東防衛局(県庁から歩いて5分)に、基地関連市議、畑野前衆議院議員と抗議に行きました。地元の海老名市議は現地に駆け付けたので目撃証言も聞いています。ふらふらアンバランスに飛びながら、地上から伸びているクレーンなどにも触れそうになりながら着陸、広く規制線が敷かれ、なぎ倒された稲に加えて近くのブルーベリー農園ではブルーベリー狩りもその日できなくなったと。農業への補償はどうなることか。ここは日米地位協定の定めを聴いた。まず国が補償して、その75%を米軍に償還を求めるのだそうだ。海老名市議は着陸後まもなく飛び立ったことから、すぐに飛ばしていいものなのか

この場で申し入れても明確な回答はなく、国が米軍に求めたのは「安全確認と再発防止」のみ。なんだこれ、呪文か?同型機の飛行中止も言わないのか!飛行ルートも明かせない。そもそも防衛省事態把握しているのかどうかもない。米軍の運用上の秘密、を口実にするが、こちらは住民代表としてきている、どれほどの不安を引き起こしているか。防衛省は国民を守る立場で米軍に抗議すべき。ドイツやイタリアは同じ同盟国でも自国の空域は守っている。回答をもらえるのかもない

いろんな申し入れの中でも今回は私の怒りは激しかった。いつも通り米軍に弱腰の防衛省と、出先機関に回答するかどうかの権限すら与えない不誠実な防衛省に対し。

一歩間違えば、横浜の緑区に戦闘機が墜落し、幼い命が奪われたあの惨劇が繰り返される局面だというのに。こちらは二年前の東京新聞の記事です。私も会員である新日本婦人の会ではこの事件を風化させてはならないと、幼い子がなくなるときに言ったという言葉「パパママバイバイ」をタイトルに紙芝居を作成し伝承に務めてきました。今度港北区で行う平和のつどいでも演じられます。この事故の時も飛んできた自衛隊機は大やけどを負った市民は放置、パラシュートで降り立った米兵を乗せて飛び立ったといいます。アメリカ忖度政治が続く今の状況は本当に恥ずかしい。

この日、はたの君枝前衆議院議員は広島で開かれている原水禁世界大会で平和マラソンに1.6キロ参加してからこの抗議行動に駆け付けました。問題のある所に駆け付けるフットワークのよさは本当に頭が下がります。


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