BRAぶらしんのみ祭り 堪能。
千葉の多古町旬の町産直センターから産地直送のお米や野菜を購入するようになって20年近くになります。新日本婦人の会の産直運動のひとつ。
(しんのみとはみそ汁に入れる野菜「汁の実」がなまって変化したもの。昔から多古町当たりでは農家の自家用野菜畑を¨しんのみ畑¨と呼んでいたそうです。表情豊かな旬の野菜たちを皆様の食卓へーそんな農家の想いをこめてお届けしています)と解説されています。このBRAぶらしんのみまつりは、スローフード協会が2001年にイタリア北部の小さな町、BRAの祭りに参加されたことがきっかけで始まったようです。チーズやワイン、生ハムなど郷土の伝統食材はもちろん、教会や美しい石畳など景観そのものを後世に伝えるべき文化と紹介していたようです。
豊かなとりくみが他にもあるのでHPをご覧ください。
朝から観光バスで出発して港北の会員も非会員も30人強バスに乗り、しんのみまつりへ。日頃のお礼という趣旨だということで、各農家さんの軒先で心づくしの食べ物がふるまわれ、私たちも有り難くいただきます。樽酒、煮物、お雑煮、太巻き、甘酒、焼き芋、お餅、お浸し、こだわり餃子、地元の加工品、漬物、ミニトマトのはちみつ漬け、天ぷら、具沢山すいとん、湯豆腐、おでん、赤飯、きんぴら、(パンフを見ながら食べたものを列挙。麦とろごはんとキノコ汁は食べそびれたものの)竹筒を首からぶら下げ、お酒を飲みながらぶらぶら歩く。七五三のお祝いと合わせ、郷土料理や、洋画の展示、木工品の展示、古着物の即売、野点もあり、懐かしいお友達にもあえて至福でした。
5年ぶりのしんのみまつり。帰りのバスで出た感想は、お料理をふるまってくれる若い人がどっと増えて世代交代がうまくいっていることを感じたと。ベトナムとインドネシアからの技能実習生たちにも出会いました。農業の未来は暗くないと感じましたが、増幅する防衛予算とは裏腹に農業支援の予算は下がり続けています。食料安全保障を確立するためにも声を上げなければなりません。日本の飢餓問題について言及したこちらのサイトを張ります。
恒例の餅まきで祭りは終了となりました。