大師踏切 音響式信号22時までに延長(*´▽`*)/
「県警に合理的配慮を求めたい。」川崎市の後藤まさみ市議から要請を受けました。「全盲の方の生活圏にある大師踏切の音響式信号が19時までしか稼働していない問題。帰宅時に音がなくて非常に不安を感じていらっしゃる」と。市民が時間延長を求めアンケートを行った際、近隣にお住まいの方から1件だけ時間延長に賛同できない回答があってそのために延長ができないといわれていると。
踏切内に誘導ブロックの設置を一般質問で求めた後藤まさみ市議のブログをご覧ください。こちらです。私自身、ホームドア設置の運動などを通じ、何度も全盲の方と行動を共にする機会がありました。しかし私もこのブログを読んで、「通いなれている道なら大丈夫なのではないか」という思い込みがあったことをとても反省しました。このように地元のみなさんとともに全盲の方に後藤さんたちが寄り添ってきた結果、把握した音響式信号機の時間延長のご要望とそれが困難な状況を受けて、私から県警にお願いすることにしました。
この間、県警に対しては、市民の出動要請に応えて接する際に不適切対応があった点で何度か改善を求め、中には障がい者と接する際に合理的配慮に欠けていた事例があり、議会でも指摘してきた経緯があります。障害者差別解消法改定で今年の4月から民間事業者においても合理的配慮が義務化されている状況の中で、警察が、音がないと危険だといっている市民を知りながら、たった一人の反対を口実にできないというのではなく、理解が得られないなら音量を検討するなどご理解ご協力いただくよう働きかけるべきではないか。と後藤市議のブログもあわせて提供し対応を求めました。そして今朝、県警総務の方から「いいお話です」と今年中に音響信号を22時まで延長すること、もし近隣の方から苦情などが出たら、音量で対応し、22時までは延長することになりました。と回答をいただきました。嬉しいことです。この実現のためにご要望をくださった方、地元の皆さん、警察の方々、ご尽力いただいたすべての方に感謝します。
警察に対しては、白線を引いて、信号機をつけて、横断歩道をつけて、と、各地の声を届けて対応してもらいます。白線はかかる時間は長短あってもほとんど塗りなしてもらいますが、信号機と横断歩道はなかなかハードルが高いのです。でも直ちに危険を招く不具合は解消されなければなりません。ご要望をお寄せください。
(なお、写真の音響式信号機は別な場所の例です。)
コメント
ありがとうございました。ちな
飯塚様
コメントありがとうございます。地元の方々がしっかり寄り添って本来保障されるべき権利を少し取り戻したというところですね。警察も頑張ってくれました。