大山奈々子
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二十歳の市民を祝うつどい

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13日は新横浜の街は晴れ着で溢れました。晴天のもと、晴れやかな笑顔が行きかいました。私たちは会場に向かう道で地元の仲間たちとはたの君枝元衆議院議員と一緒にお祝いのご挨拶をしました。私からは次のような感じで。二十歳を祝う会に参加の皆さん、ご家族の皆さんおめでとうございます。みなさんとともに展望が持てる社会を目指して頑張ります。日本共産党です。

今年は参院選市長選と続く選挙イヤーです。かつては男性だけ、大金持ちだけのものだった選挙権が多くの人々の闘いの末、今では18歳になればだれでも投票に行くことができる。この貴重な選挙権を使って社会を変える力を発揮してください。皆さんが希望を持って暮らしていけるよう、共に頑張りたいと思います。成人式の投稿に着物姿がないと寂しいので、少し前の祝う会の時の着物姿を載せておきます(笑)彼女はオーソドックスな柄を選びましたが、今年はかなり個性的な皆さんが多かったですね。髪にティアラとか。革新的で素敵だと思いました。

横浜市の式典は横浜アリーナで行われました。テレビで放映もされたようです。こちら

昨年11月に亡くなった谷川俊太郎さんの詩をご紹介します。

「成人の日に」 谷川俊太郎


人間とは常に人間になりつつある存在だ
かつて教えられたその言葉が
しこりのように胸の奥に残っている
成人とは人に成ること もしそうなら
私たちはみな日々成人の日を生きている
完全な人間はどこにもいない
人間は何かを知りつくしているものもいない
だからみな問いかけるのだ
人間とはいったい何かを
そしてみな答えているのだ その問いに
毎日のささやかな行動で
人は人を傷つける 人は人を慰める
人は人を怖れ 人は人を求める
子どもとおとなの区別がどこにあるのか
子どもは生まれ出たそのときから小さなおとな
おとなは一生大きな子ども
どんな美しい記念の晴着も
どんな華やかなお祝いの花束も
それだけではきみをおとなにはしてくれない
他人のうちに自分と同じ美しさをみとめ
自分のうちに他人と同じ醜さをみとめ
でき上がったどんな権威にもしばられず
流れ動く多数の意見にまどわされず
とらわれぬ子どもの魂で
いまあるものを組み直しつくりかえる
それこそがおとなの始まり
永遠に終わらないおとなへの出発点
人間が人間になりつづけるための
苦しみと喜びの方法論だ

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私が好きなのはこちらですね。

他人のうちに自分と同じ美しさをみとめ
自分のうちに他人と同じ醜さをみとめ
でき上がったどんな権威にもしばられず

頑張って私も人間になり続ける努力をしなければ。


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