大山奈々子
大山奈々子大山奈々子

県議団主催かながわ総研共催の学習会ご参加ありがとうございました。

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県内産業を考える18日の桜木町の演説会会場、開港記念会館が電車で一駅、歩いて20分ほどだったことが幸いしたのか、70余名の方にご参加いただきました。私の視察報告はマイクの使い方が下手でお聞き苦しいこともあったかと思います。失礼しました。開港記念会館の渋い会議室をご覧ください。声が天井に反響するということもありつつ居心地のいいお部屋です。

私は熊本に誘致した半導体企業TSMC誘致の光と影をご報告させていただきました。20分間しか持ち時間がなくて本当に骨格だけでした。多くの水を要する半導体工場、台湾の水が枯渇して熊本に進出、国費1兆②千億円を投入したが公害や渋滞、地下水減少の問題が明らかに。PFASに関しては県が情報を隠蔽していたが共産党の辰巳議員の国会質問でPFASの種類が明らかにされ、それを受けて県も情報を出し、今年度は排出元の調査に取り掛かるとのこと。地下水監視のモニタリングポストを作ったり、渋滞解消の時差出勤を勧めたり、PFASの検査を申し入れたり、2022年に立地して以来熊本県に25回も申し入れを行った市民運動の力、それを支えた共産党組織の力などお伝えしました。そして熊本県の企業誘致は誘致助成金を出す要件として県内雇用を位置づけていることも知りました。神奈川県の企業誘致策が県内発注が努力義務にすぎず、県内雇用は要件にもしていない。企業誘致の規模は年々小さくなっているけれどもこのような甘い要件でいいのか。熊本では県内雇用の要件付けは当然と言っていました。また、効果検証ができない企業誘致の問題として日本国民一人1万円ほどの助成金を受けたTSMCも、そのCEOは助成金があったから来たのではないと明言していると言います。

藤田先生のご講義は、日本と世界の半導体産業をめぐる現状、日本と世界の半導体産業政策、ラピダスとJASM(TSMCの子会社)をめぐる問題、日本の半導体産業政策で考えるべき論点。など難しくも興味深い(難しい用語も含まれ、お話を聞きながら二回も単語検索をしました)お話でした。

印象的だったことを挙げると。1988年代に日本の半導体産業が世界一のシェアを誇っていたのに、衰退した要因はのかげに1986年の日米半導体協定によってアメリカからの政策的介入があったこと(海外製の半導体の輸入割合増)を知りました。ここでもアメリカ政府の経済的支配に屈するわが国の問題が見えました。半導体企業を設置するのに莫大な費用がかかること、TSMCに1兆②千億円、北海道のラピダスも1兆7千億円が投入される。国内でサプライチェーンを確立できれば利潤が国内回帰できること。このことはJASMを招いた熊本でも県委員会の文書に疑問が示されていました。半導体製造は前工程と後工程にわけられるが熊本の菊陽工場では前工程だけ。後工程は台湾中国になる。全工程をやってこそ日本経済の立て直しになるのではないか。限界を直視すべきと。リスクは国家、利益は企業という構造は経済成長や国民の暮らしに役立たない。などなどほんの一部ですが、共催のかながわ総研さんがきっと文書化してくれると思うのでご期待ください。

会場からの質問は50分近くとったので水やエネルギー、宇宙関連産業など多彩な質問が相次ぎ、藤田先生や県議団が回答をしました。議員団のあり方を問う質問もいただきしっかり受け止めました。私はどんな講演・報告会でも一方通行ではなくm質問時間が長い方が参加者の満足度は高いと思っています。実際そのような感想もいただきました。

共産党の支持者の方が多かったと思いますが、総選挙で忙しい中ご参加ありがとうございました。

今日の学習会は国政選挙へのモチベーションも上がるものでした。共産党熊本県委員会が住環境を守る先頭に立っていることに誇りを感じましたし、アメリカ言いなりで国民の税金がばらまかれている問題も再認識しました。


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