大山奈々子
大山奈々子大山奈々子

あこがれのFIFAが…((+_+))

ブログコメント3

心を寄せてきたFIFA(国際サッカー連盟)が賄賂疑惑で9人が起訴されたという事件は残念でなりません。

息子が幼稚園のサッカークラブに入った時、(13年前?)各学年から審判員(兼コーチ)を出すようにというクラブからの要請がありました。応えるお父さんがいなさそうだったので、体育大学を出たママ友とともに手を上げたのでした。折しも2002年の日韓共同開催のワールドカップの決勝戦が行われるスタジアムが近所にあり、地元は大盛り上がりでした。

images

子どもたちと公園で草サッカーを始めており、個人競技である陸上をやってきた私には、チーム一丸で球を追うサッカーの魅力に取りつかれていたのです。(当時、私のキックは「(中村)シュンスケよりすごい!」と幼稚園児に感動されていたものです(笑))

4級審判の資格を取るために学科試験に加えて1500mを7分で走らなければならず、出産後長らく運動から遠ざかっていた体にむち打ち、貧血の注射をし、トレーニングして臨みました。

「この資格、FIFAからもらうんだよね♡すごくない?」とママ友たちと語り合っていた時に「ふぃふぁふぃふぁ言ってないでほら、もう休憩終わったよ!」とコーチに叱られたりしたものでした。

無事合格してFIFAからそのロゴつきのエンブレムとルールブックとレッドカードイエローカードが交付された時の喜びはひとしおでした。練習を週に一度は手伝って、試合のたびごとに主に副審を務めました。練習試合では主審もしましたがこれは本当に難しい。一年毎更新なのでもう今は資格を失っていますが、子どもたちとともに汗した日々は忘れられない宝物です。

そして、息子が中学になったら体操服がFILAというブランドのものだったので、胸のFILAの文字を白糸でLの下の線を消し、上に横棒2本を刺繍して息子の体操着をFIFA製に仕立てあげ、夫に「暇か?」と言われたのも懐かしい思い出です。

スポーツとカネと言えば、先日の文教常任委員会でスポーツ振興の財源の一つにサッカーくじtotoの助成金が上げられていました。日本共産党は青少年の健全な育成に資するスポーツを賭博の対象にするtotoには当初から反対していましたが、改めて調べてみるとやはりいろいろな問題を生じています。

文科省が加わってギャンブルを応援するということは、ちいさかった息子がゴール決めたらポケモンパンを買おうねと言っていたレベルとはわけが違いますからね。

2001年サッカーくじtoto実施後一年で明らかになった問題.税金投入されてしまった問題.高校生に射幸心をあおっていいのかといった問題

ともあれ、子どもたちの夢をつぶすようなことにならないようこの事件を見守りたいと思います。またこのことでいろんな断代の中で運営が改善されることを期待します。


コメント

  1. AnnChanより

    体育会系は、知っていましたが審判員資格は
    すごい!!!
    愛ですね。
    今日、教科書問題の集会に行ってきました。小森氏の話。大変面白かったです。
    戦争準備の教科書採択は許せません

  2. たろうより

    FIFAにあこがれが?なぜですか。
    擁護しているようにもみてとれますが

    忘れかけられていた誤審や、審判買収問題がやっと
    正式に問題視され明らかになり胸をなでおろしています。

    賄賂問題を直視し、改善案を速やかに提案する、
    それが政治家ではないでしょうか。

  3. 大山奈々子より

    たろうさん

    なぜかはサッカーが好きだからです。
    政治家のつとめはおっしゃるとおり。
    今回はこの騒ぎのさなかに5選を果たしたブラッター会長が、世論を無視できず辞任しましたね。今度のことが風穴となって健全運営できますように。日本協会の大仁会長は「FIFAの清浄と再建を進めるため、透明性と清廉性を大切にし、今後の改革と正常化のために最大限努力することを継続したい」と語っておられます。
    組織の自浄能力に期待したいと思います。

コメント投稿フォーム
※コメントは、スパム対策のため、一度内容を確認したうえで公開させていただいています。公開まで時間がかかるときもありますが、ご了承ください。メールアドレスは公開されません。
必須

CAPTCHA