県外視察 1日目まとめ。木質バイオマス発電事業
11月18日~20日、党県議団で県外視察に行きました。
私たち6人のうち4人が政令市選出。県央や県西部に関する施策をもっと学ぶ必要がある。という判断で林業について。また、高知県は伊方原発の原子力災害行動計画についてきっちり策定されていることからこれも神奈川県に原子力空母の避難計画を作れと迫る以上は知っておきたいということでまず高知。
次にこれは私のリクエストで、都道府県で唯一中学校給食に対する助成をつけている大阪をみたいということで大阪。という日程で行きました。
18日土佐グリーンパワー㈱
木質バイオマス発電事業について
木質バイオマス発電所。県内の土地の84%が森林だという高知県。未利用材を年間7万トン使って発電する試みが今年度始まりました。国や県からの補助も取付け、関連事業と合わせ130人の雇用も見込まれています。
燃焼によって排出されるCO2を木々が吸収。木々を燃やしてまた排出…循環させる再生可能なエネルギーです。
匂いや音などの問題も工夫して取り組まれています。採算がどのようになるか予想できないといいますが、新規事業に取り組む高揚感を、すべて正社員だという会社のみなさんに感じました。
神奈川も県内森林資源の活用をどう図っていくか課題です。事前のヒアリングでは、神奈川も戦後植林した森林が切り出し適期を迎えているけれど活用しきれていない状況が語られました。これからどう盛り上げていくか。当局は「林業は成長産業です」と力強く語っておられました。私たちも一緒に考えていきたいと思います。
高知県議団の控室。前列左から塚地議員、私、君嶋、加藤、中根議員、後ろ左から吉良議員、井坂、藤井、木佐木です。米田議員にお会いできなかったのは残念ですが、突然行ったのにたまたまこの日は国民大運動で県内団体が県側と交渉する日だったということでお会いできました。
吉良佳子参議院議員のご出産で、おじいちゃんになりたての吉良議員に祝辞を述べ、双方の議会の話を交換しました。党としては高知は議席占有率10%越え。神奈川はわずか5.7%。高知の知事は保守ではあるけれども、県民の暮らしを守ろうという気持ちのある方だと。いいなぁ…。そこは違う。わが黒岩知事は県民の窮状が見えていない。
外に出ると建設中の県立博物館がありました。文化的な施設、神奈川はどんどん壊してきたし壊そうという話が進んでいるというのに…。「県立高知城博物館」…いいなあ文化を育む県政。
明るく楽しく頼もしい高知県議団のみなさんにエネルギーをいただきました。神奈川県議団はwらい楽しそうですねと言われましたf^_^;はい、そこはおかげさまで。
コメント
私事で恐縮ですが高知県はかみさんの出身県。最近はご無沙汰していますが以前、高知県行った際に親類の方々が「高知県は主たる産業がないやか」(土佐弁のつもり(笑))と言っていたのを思い出しました。しかし今回の大山さんのブログ読んで、高知県は地元を大切にまた県民の暮らしを守っているのが分かりました。やはり高知県(土佐)は板垣退助を中心とした「自由民権運動」発祥の地の息遣いが残っているのかもしれませんね。私は今回のブログからそのようなことを感じた次第です。我が神奈川県と大きな差異を感じました。
鈴木様
奥さんは「はちきん」かしら?
元気のいい強い女子のイメージ。まさに吉良よし子議員みたいな。