神奈フィル解雇撤回判決!
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27日横浜地裁で勝訴判決が出て原告のお二人と君嶋県議とともに喜びました。一生に一度は持ってみたいと思っていたこの勝訴!ロール?
知事が顧問を務め、県民局長が評議員を務める神奈川フィルハーモニー管弦楽団。
公益財団法人である楽団を私物化する理事らによって楽団員の給料が引き下げられる等、あまたの問題を解決すべく活動していたお二人を解雇するというとんでもない事件です。
今回の判決は、解雇撤回は認められましたが不当労働行為なのだという主張は通りませんでした。30年も神奈フィルの音に貢献してきたプロのお二人に対して演奏技術が低いなどという言いがかりをつけた解雇だというところに音楽家の尊厳を冒すひどさを感じています。この件ではすでに昨年、神奈川労働委員会が不当労働行為だということで賃金支払いなどを命じています。それを不服として中央労働委員会までもつれこんでいるのです。
県知事が応援団長だと言い、県民に寄付を募っている(ブルーダル基金)楽団で労組つぶしと放漫経営。県の行政機関の下した決定を守らせることすらしない知事の怠慢は責められるべきです。
君嶋ちか子議員が代表質問で取り上げました。知事は外の機関のことは一義的には当事者同士で解決してもらうという趣旨の答弁。無責任です。
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コメント
11月27日付神奈川新聞によると神奈川フィル側は「「控訴を前提に検討する」とのコメントをマスコミに出して、最後まで争う姿勢を「既定路線」としている。」と報じております。そればかりか私が知り得ている情報では、「26日夕刻、控訴しないことを求める要請に(支援団体が)赴いたところ、(神奈川フィル側は)事務所のカギを締める、インターホンの電源を切る、挙句の果ては「軟禁されている」として加賀町警察刑事部刑事を呼ぶなど非常識極まりない態度を取っています。」という事実もあります。また「翌27日には、(支援団体が)事務所内に入りましたが、O専務理事が在所しているにもかかわらず挨拶もない、そして1日には、再度事務所のカギを締め、インターホンの電源をきるなど異常な対応の状態が続いています。」ということです。
私は、今般の横浜地裁の「判決」を真摯に受け止め道理無き「控訴」は断念すべきと考えます。また本件にかかる県議会での君嶋議員の代表質問(12/3(木))での黒岩知事の発言「一義的には当事者どうしの問題」(大意)は大山さん御指摘のとおり無責任極まりません。
ちょっと脇道にそれますが同じ代表質問での神奈川県庁での人事制度としての「成果主義」の継続維持を強調していましたが今や「成果主義」は多くの企業では廃止しや見直しを余儀なくされているのが現状です。
安倍政権は現在国会で継続中の「残業代ゼロ法案」(労基法改悪法案)の目的の一つにマスコミを巻き込み「成果主義」(目的は残業代削減:人件費の削減)をうたっています。私は安倍政管と黒岩知事の労務管理的手法も類似していると考えこのままでは神奈川県庁は勿論、神奈川県も「ブラック企業」化の危険性を感じ是正する「力」の必要性も考えます。
鈴木さん
居留守ですか…知事が応援団長宣言をし、顧問であり、県民局長が評議員を務めているかなフィル。県民にブルーダル基金を募り一億円以上集めた関フィルがブラックであっていいわけがありませんよね。
成果主義は公務になじみませんという君嶋さんの言葉はまったくその通りですよね。