今年の漢字と、七味五悦三会
今朝の神奈川新聞『照明灯』に載っていた「しちみごえつさんえ」
江戸時代の風習で、大みそかに家族らと七つのおいしかった料理、五つの嬉しい逸話、三つのすてきな出会いを披露し、互いの幸せを確認しあったというもの。
年末の地域の忘年会的な集いの中で、「清水寺では『安』だったけれど、皆さんの今年の漢字は何ですか」と聞いたのでしたが、なかなか私としてはよかったです。寡黙な人も話してくださいますし、その方の一年を共感し、来年に思いをいたすというか…。
中にはわが身の衰えを感じて『老』だと言った方もいましたが、70代後半の元市議がい万情勢を受けて『進』だと答えてくれた時は彼女の気概を感じました。私は『謝』です。
漢字ひとつで話がひろがるのだから、七味五越三会は家族で話すと本当に楽しそう。あまり語らない夫も口を開くことでしょう。七味はうちの家族、でてくるかしら?私は新しいお料理を提供したかしら?こんなカップラーメンがおいしかったといわれても甘んじて受け止めましょう。
で、この写真。私の場合、五悦の筆頭はこの高知県の県の組織図。視察報告で載せましたが、知事や教育委員会の上に県民を置く高知の県行政の意識の高さに打たれました。ひるがえって、我が神奈川県はどうか。神奈川県議となって、委員会の場で「傍聴者を入室させてください」という議会用語に心底がっかりしました。県政に関心をもち、はるばる傍聴に来てくださる県民に対して「入室させる」…
決算特別委員会では「傍聴者に入ってもらってください」といわれていて、この言葉遣いはまだいいなと。私の意識は「傍聴の方にお入りいただいてください」ですね。このことは議会局に一度話してみようと思います。
あれ?押し迫った年の瀬にしっとりと書くつもりが、そうでもない文になってしまいました。しょせん、しっとりしていない私です。
そこで議員のみなさんにうかがいます。傍聴者の入室を許可する形自体珍しいという話も聞きますが、そういう議会であったなら、傍聴者に対してどういう言葉遣いをされていますか?
コメント
私は2014年11月頃、県議会委員会2回傍聴しました。議員側はペットボトル、お茶など飲料自由。(ベストコンディションのため当然)。かたや傍聴者・県職員の方は不可。(議場で飲食不可はわかりますが)。私などは糖尿病でのどが渇きやすいですし、薬の副作用でそうなることもあります。内容に集中することが大事。形式的と感じました。(議員だけ飲めるのはおかしい。最低限の飲み物(例えばふたのあるもの)を許可すべき)。県職員は規則を守ることに忠実です。より良い県政へと思い投稿します。
畑さん
おっしゃるとおり、私も傍聴していた時代、飲むことも禁じられているのに、一番話すのは職員さんなのに、なぜ議員だけが当然のように飲んでいるのかと思っていました。いつかそのことも提案していきたいと思います。
畑さん、来年もよろしくお願いいたします。