大山奈々子
大山奈々子大山奈々子

あさか由香さんのお子たちは保育園児だけど、うちは受験生

ブログコメント10

もうほとんどこじつけているタイトルで失礼。本日、やっと長かった二人の子どもの受験が終わりました。下の写真は私の母校、駿台予備校が34年前(もうそんなに…( ;∀;)?)に受験する大学の前で配ってくれていた鉛筆です。

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Success to you! Sundai P.S.F.U(たぶんPreparatory Scool for university)

「あなたに成功を!駿台大学予備校」と書かれています。これは受験の日に大学門前で東京の駿台の先生と思しき方々が受験生に配ってくれていたもの。京都からはるばる受験に来た心細かったうら若き私が、京都駿台予備校で学んできたわけですが、系列校の先生から励まされて、本当に心がホッとしたことを覚えています。

以来、日本語能力検定や韓国語の試験、サッカー審判資格試験など必ず受験というものにはこれを持ち歩き、何度も引っ越しをしたのに不思議と失くすこともなく、ついにはわが子の受験に貸してあげようかとなって彼は私大をいくつかこれで受けました。次は孫かと笑いましたが、successのところを削ったら縁起悪いかなとか(笑)

ちなみに鉛筆は貸したものの、私が子どもたちの受験をまったくといっていいほど関知しなかったので、夫はなんと息子の高校受験から数えて高2高3、高2高3と合計4年で14校21回も学校を見に行ったそうです。受験校選定のために。足を運ぶことで校風がわかるのだとか。「ひょっとして暇か?」と聞くと、おまえがなんもしないからだろ、と言われてしまった。校長が進学実績の話ばっかりしているような学校はだめだと。この点では子どもたちを伸び伸び育てたいという教育観は一致するのでした。

サクラサキますように。それこそ、かつてはなんといっても自宅が東京から遠く離れているために合否を知らせるバイトのお兄さんに電話で私の不合格を教えてもらい、入学後は合否を知らせるバイトをして田舎から来た子のオーダーがあって、その子の不合格を電話しなければならなかったっけ。鉛筆をくれた先生、私が電話した子、今どうしているかな。

息子は今日、一つ合格発表もあり、サクラサイタのですが、なんと、スマホで大学の合否のサイトにいって、受験番号を入力して〇〇〇番は合格でした。と表示されるという味気なさすぎる方法。びっくりぽんでした。

 


コメント

  1. 吉崎英雄より

    大山様

    「もうほとんどこじつけているタイトルで失礼。」あさかさんの事ですか?
    いいですよ。あさか由香さんを徹底的に応援しましょう!!
    予備校の鉛筆、大山さんにとっては、げんかつぎのお守りだったのでしょう。いつまでも大切に
    それにしても、さすが旦那様、息子さんの高校の「偵察」に何度もお出かけになるとは、お父さんですね。息子さんを心配されているのでしょう。ありがたいですね。

    息子さんの合格、おめでとうございます。
    娘さんはいかかですか?

  2. 언니가 노부오より

    한국어를 이야기하눈 것이에요.

  3. 鈴木やすより

    わくわくするブログでした。私の30数年前の大学受験を思い出しました。実家の栃木県から1人上野駅へ。わくわくいや不安な気持ちで本郷の旅館へ。今はあのような旅館も殆ど無くなったと先日の東京新聞が報じていました。
    合格発表は亡き父と見に行きました。あの当時の法政大学は掲示板ではなくA4 1枚でした(笑)。当時の私大の受験料は私の記憶で1万2千円~5千円程度。今は3万5千円程度だといいます。受験料も相当上がっております。
    かつてのレジャーランドと揶揄された大学も今や高額な授業料。ブラックバイトの被害そして卒業しても非正規労働者。また法外な奨学金返済。と現実は過酷です。
    私は貧富に関係なく等しく学問は学ぶべきだと思うし、また深刻な若者の貧困も何とか是正できる社会実現が課題だと痛感しております。未来ある若者のために。
    最後に大山さんの駿台予備校からの34年前の鉛筆とは凄い。もはや捨てられませんね(笑)。

  4. 大山奈々子より

    吉崎さん

    一つは受かりました。あと一つを待っているところです。

  5. 大山奈々子より

    オンニがのぶおさん

    韓国語を話すことですよ?

    ⇑これはうまくなるための方法ということですか?

    あいにく、ハングル入力ができるキーボードではありません。

  6. 大山奈々子より

    鈴木さん

    私は部屋探しの時に亡き父について来てもらいました。父はちょっと寂しそうだったことを覚えています。私も今の息子の歳くらいだったかと思うと親は寂しかったでしょうね、と母にいうと「全く」と(笑)
    確かに、昔はレジャーランドっていわれていましたよね…
    隔世の感があります。小泉政権安倍政権が若者たちを追い詰めていますね。
    改めて今の若者の窮状を思います…

  7. なめねこより

    私も’82年度に1浪して予備校に通いました。私が通ったのは一昨年少々ニュースになった代々木ゼミナールという大手予備校。受験情報には疎かった両親は「代々木」という文字から共産党を連想。両親とも「共産党の人が先生してる予備校かい?うちはお父さんが自民党の党員だから何だか気に食わないなぁ~」などと言い、その予備校に良い印象を持っていなかったようですが、予備校の入学式(当時は浪人生のコースでは正直あまり嬉しくない入学式までありました)の前日に私が「予備校の入学式なんて恥ずかしくて行きたくねえよ~」と言うと、「先生方がお前の来年の合格を願って激励してくれるというのに、今からそんな気概のない心でどうするんだっ!~」と激怒。両親に大学進学を許されず、受験さえもさせて貰えず私のことを羨ましく思っていた姉もそれに便乗し、その後両親と姉にこっぴどく叱られました。父も母も今はこの世にいませんが、それだけに懐かしく思える当時の記憶でございます。
     で、大学受験が話題の記事でしたので、こじつけなんですが、志位さんの母校でもある東京大学の今回の入試(国語)で、最近よく言われる「反知性主義」をテーマにした文章が出題されているのを大手予備校の解答速報のページで知りました。その問題についての各予備校の解答例が安倍政権や安倍応援団の産経新聞あたりへの皮肉のような内容になっておりまして、読んでいて実に愉快でした。そういえば、安倍応援団でアベノミクスの旗振り役でもあった元大蔵官僚で経済評論家の某氏が「アベノミクス沈没」なんて突然言い出しましたね。保身目的の掌返しなので呆れますが、今回の東大の国語の入試問題の作成に携わった先生方はこの某氏の寝返りとそのタイミングを予想していたかのようで、本当なら「すごいっ!」と言わざるを得ません。
     最近、アベノミクスに限らず色々な分野で安倍政権の嘘・デタラメぶりが白日の下にさらされる時が近づいている雰囲気がします。安倍政権の政治の私物化や反国民的性格を草の根レベルでどんどん伝えて明らかにしていくべき時でしょうね。マスコミを当てにせず。

  8. 大山奈々子より

    なめねこさん

    お父様面白い方ですね。共産党系の予備校(!)にもかかわらず、先生方の思いに敬意を払い、出席せよと迫られるとは。誠実な方なんですね。
    ありましたね。予備校入学式。過ぎてしまえば青春のひとこま。
    今浪人が決まった方にドンマイだよって言ってあげたい。

    反知性主義、出ましたか!私は息子に時事問題読んどきなねといいつつ、そういうものを出せるほど臨機応変ではないだろうなと思っています。本来なら時事ネタを知らない受験生はだめくらいの実学的な問題を求めたいですね。幸い?息子は東大受験生ではないので新聞読まなくても大丈夫みたいですが。
    各予備校も痛快だったでしょうね。最近、反知性を地で行く各議員の堕落も見えます。白日の下にさらされて、それでも選挙に行かない人をどういざなうか。課題ですね。

  9. 菅原正男より

     息子さんの合格おめでとうございます。
    昨年の三月(とも)での 当選の挨拶の際、隣に息子さんがいて、「僕は、早稲田をでて、将来は政治家に成るんだ。」と言ってたのを思い出しました。一歩ちかずきましたね。頑張れ・・・陰ながら応援してます。
     

  10. 大山奈々子より

    菅原さん

    ありがとうございます。でも彼は政治家っていってたでしょうか?
    あまりそういうタイプではなく、選んだ学科もちょっとそれ的ではない感じですね…。ま、長い目で見守ってください。

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