大山奈々子
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神奈川県議会の共産党代表質問権の制限は回避!

ブログコメント5

日本共産党の神奈川県議団の代表質問権を制限する協議は、多数決で決することが回避されました!全国のみなさんのおかげです。ありがとうございます。

下の3つの写真は県庁前のアクション(photo by 秋山理央氏)

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こんなに県議会が注目されたことがかつてあったでしょうか。

 〇4月11日 議会運営委員会で日本共産党県議団の度重なるミスを理由に「成熟するま   で」代表質問を制限する協議に入ることが共産党を除くすべての会派の賛成で可決。

 〇4月15日 私たちはこれを問題とする声明を発し、記者会見を開きました。(ブログ既出)

まず事実をお伝えしようという方針が決まり、新聞折込でこの問題をお知らせするチラシを県内に広げました。

 同時に、事実を、動いてくださっているみなさんの姿を始終発信しつづけました。

twitterのトレンド(トレンドとは、現在、Twitterのユーザーの間で盛り上がっている話題を確認できる機能。トレンドはリアルタイムで更新されているので、まさにたった今、流行している話題を確認することができる)で、5月10日「神奈川県議会」は全国で一位になっていたそうです。

  • ●今日もブログをご覧になっている議会関係者のみなさん。5月11日12日に県庁に詰めかけた多数の方々は、県外からもきていただいていましたし、〇〇党の支持者、という方もいらしたようです。●●

 「プラカ作って見ました。こちらからダウンロードできます。ご活用ください」「〇〇議員に電話してみたよ」「faxしたけど応答なし。」「こちらが名簿です」など、知らない方々が動いてくださっていことが手に取るように見えて、「議員さんももっと発信してください!」などの言葉に励まされ、活動の合間に発信をし続ける日々でした。

 

130名の弁護士さんが構成する自由法曹団がこの件で「日本共産党神奈川県議会議員団の代表質問を制限する動きに抗議する声明」声明を発表してくださったことも大きな広がりの起爆剤となりました。

「守れるかもしれない…。」と内心思ったのはネット上で最新のテーマをとりあげるジャーナリスト岩上安身氏が「全会派賛成とは何事だ。野党共闘を根底から崩す暴挙。」とコメントされているのを見た時。この方15万6千人ものフォロワーがいらっしゃる…

駅頭宣伝で珍しく神奈川県議団のタスキをつけたくなってこれで5月10日に街頭宣伝をしていたら、「明日、頑張ってください!」と声をかけてくださった男性もいました。

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そんな中、SNSを通じて当日取材しますからねといってくださる新聞社さんや、ジャーナリストさんたちが控室に次々見えました。田中龍作さん、IWJさん。上にあげたカメラマンの秋山さんも国民運動の最前線にいる方。こういう方々が駆けつけてくださっていることが、本当に運動の広がりを感じました。

★田中龍作ジャーナルはこちら

こんなこと許したら全国の地方議会、国会、報道機関にまで及ぶ。こんな怖いことはない、とおっしゃっていました。

★IWJ(前出の岩上安身氏の番組のスタッフの方々)こちらはまださがせていませんが当日は以下のような発信もあった模様。

(ニュース速報R Bot @NewsSokuhou_R 20時間20時間前

#ニュース速報Rhttp://ift.tt/1T7pwfT 15時半からの小林節氏インタビューも注目 #神奈川県議会岩上安身@iwakamiyasumi:【IWJ_神奈川1】本日、13時頃から「神奈川県議会・日本共産党県議員団の代表質問制限に対する抗議行動」を中継し…)

 

 

議運当日は16名の傍聴枠に39名の方が来てくださり、ほとんどが私の知らない方。子どもたちの姿もありました。

〇5月11日 議論しても並行戦であわや多数決というとき、議会議長がもう一日だけ全会派で考えることを提案され、持ち帰りに。深夜2時でした。

〇5月12日 こちらは加藤なを子議員がブログで発信してしまった(決まった情報以外出すなのルール自体が問題ではないかと傍聴者の意見)正副議長選挙の件を「慣例」といったことを訂正。

二日目も定員以上の方々がつめかけて県庁の外でアピールされていました。彼女ら彼らは、即座にスマホなどの機材で撮影をされます。

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あの県庁新庁舎の前でプチ国会前のようなこんな図をみることができるなんて、涙が出そうでした。抽選に外れた人は外からコールをしてくれていたそうです。井坂がんばれ!等。

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これは議会運営委員の井坂議員を励ますもの。特定政党ではなく民主主義を守るためにがんばる井坂を応援するという趣旨だそうです。

窓からコールが響いているのはわかりましたよ!

おかげで笑顔で闘えました。

孤軍奮闘してみなさんに励まされた井坂議員もさることながら、昨年は議運でひとり、奮闘してきた藤井議員の頑張りも忘れられません。私が議会のルールにそわないものを取り上げて質問し、そのことがきっかけで議運の委員を交代することになり、本当に申し訳ないと思います。

心配して電話をくれたり、SNSで応援拡散してくれたり、他会派に手紙を書いてくれたり、差し入れくれたりサポートありがとうございます!

傍聴者の方からも差し入れありがとうございました。わざわざ県庁にきてくださったのに、抽選にはずれたかたにはご挨拶もできずすみません。

最後にTwitter上に流れてきたこのメッセージを紹介します、

「共産党の方は長年イジメ慣れ、パージ慣れしてるから萎縮・諦めモードになりやすいんだよな。それはそれで同情するが。共産党シンパでない人々の方が危機感を持っている。これが既成事実化すれば次はどうなるかを恐れている。だから共産党も受け身のままではなく、勇気を持って戦わなければならない。」

大勢の力で守っていただいた議会制民主主義、これからも脇を引き締めて頑張っていきます。ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします!

 

 


コメント

  1. 中村 孝より

    良かったですね。
    県議団と市民の勝利ですね。
    シェアさせてもらいました。

  2. 大山奈々子より

    中村さん

    これからもっと厳しい戦いになると思います。
    全国が神奈川県議会から地方や国に波及する問題だとして注視されています。
    全国どこでも民主主義が正常に機能する議会でなければなりませんよね。

  3. 鈴木やすより

    今回の一連の流れ(代表質問封じ見送り)はやはり良識ある市民の声(SNS含む)が大きな力になったことは間違いないと思います。確かにこの問題での市民の出足は遅かったですが議会運営員会開催時(5/11~5/12)には盛り上りました。私も12日夜は県庁へ21時過ぎですが足を運びました。県庁前のスタンディングに参加しました。「少数会派の口封じ、やめろ」「井坂がんばれ」等々。聞けば都内(八王子等)から来た方も多かったです。しかも本当に団体等では無く一人でいらして方もおりました。その彼は「民主主義の危機だと思ったので来ました。」と言っておりました。
    しかし今後についても油断はできません。私は今回の一連の流れ(今後とも)は馴れ合いの神奈川県議会の従来の立場を維持(悪用)したいのが本心ではないかと思います。今後も良識ある市民が神奈川県議会を注視することが肝要だと思っております。

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