私の陳情に対して県教委から回答が来ました。
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「高校教科書選定における教育現場への不当な介入の実態調査及び再発防止の対策とそれらの説明を求める請願」を提出していました。
一言でいうと、文科省の検定を通った特定の教科書に関して、日の丸君が代に関する記述が本県の実情に合わないという理由で(日本の加害の実態が明確な教科書だからというのがおそらく本当の理由で)学校長を集めて選ぶなと指導したことは問題だからもうやらないでという請願です。
口頭陳述もした例の請願です。紹介議員があったわけではないので陳情の形ですが。
それに対して回答が来ました。
「昨年度、校長に対して行った再考の依頼は適切であったとの判断が出ていることから、今回、そうしたことに留意するよう、学校に対して事務局が説明したことは適切であると考えていること」と書いてあります。
これは開き直りですね。学校現場の意向を汲むことが前提になっているのに再考を促したとあっては県教委が文科省の判断に対してそれを間違いだとし、越権行為を働いているの適切だと。全国でこの社が攻撃の対象となっている陰に政治的圧力が容易に想定されます。子どもたちの学びを守るべき教委が率先して学びを歪める事態。
神奈川県議会の半数が日本会議派。新しい内閣の首相も文科相も女性5人のうち4人までもが日本会議派。
過去の戦争を美化し、「過度な男女平等」を問題視する派です。各地の教委で実教出版はずしが起こっている背景にこの派が関わっているという証拠はありませんが。
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コメント
「各地の教委で実教出版はずしが起こっている背景にこの派が関わっているという証拠はありませんが。」しかし、今後、教科書問題いや教育問題全般に圧力をかけてくる危険性は大いにあると考えます。
やはり良識ある(常識ある)政党及び候補者が必要だと考えます。
そうですね。今の県議会のなかにも良識派はいらっしゃるにはいらっしゃいますが、それを貫く勇気がないように見受けられます。最大会派への遠慮があるようです。ですから来年、私たちも強い議員団が必要です。