大山奈々子
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県立高校の卒業式にほろり…

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港北区内の県立高校にお招きいただき、3月1日、列席させていただきました。

控室でいただいた桜湯が何ともすてきでしたね。

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最後に一クラスずつ退出する際に、クラス全員が声をそろえて声をかけます。

「ありがとう~!」「大好き~!」などなど。

先生にとって愛しい子どもたちと本当に今日が最後になるのだと。二十数年前、京都の高校で3年生の担任として子どもたちを送り出したときの寂しさ悲しさがよみがえってきました。子どもたちの成長を思えばうれしい日であるはずなのですが、ただたださびしかったものでした。

子どもたちが出口に飲み込まれていく最後までじっと見送る先生たちの胸中を思い、胸がしめつけられるようでした。まわりの来賓のみなさんも涙ぐんでおられました。このあとホームルームに戻って先生は最後のメッセージを送るのでしょう。私の時は「先生!何泣いてんの~」といいながら集まってきた子たちも涙涙だったなぁ。

あのころは卒業生の未来は明るかった。今はどうだろうか。この子たちはどんな社会を生きるのか。大きく環境が変わり、辛いことものしかかってくるだろう。後悔もあるだろう。でもきっと強く生きていってほしい。

校長先生が控室で最初に今年の卒業生の3年間を語られたときに、退学者はいません。と。やはりほっとしました。

学校に来ることだけがいい生き方と決まったわけではないけれど、今、県立の高校から退学していく少なくない子たちのことを議会でとりあげようと思っているところなので、よけいに胸に沁みた式でした。

今春卒業していくみんなの前途に幸あれ!

 

 


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