大山奈々子
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就学援助制度のお知らせと特別支援学校入学式参列

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今日は港北区の新日本婦人の会(国連NGO)で一斉に区内の小学校の入学式で就学援助やさんすう教室のお知らせが載ったチラシをお渡しする日。学校で就学援助のお知らせを配布してもたくさんの書類に紛れて必要な方に必要な情報が届かないケースがある中で何年も続いている取組です。こういう制度もありますよとお知らせします。横浜市の就学援助制度はこちらです。私も会員として参加しました。

いい具合に咲いた桜のもとを緊張気味な新入生が保護者の方に手を引かれて、(そう、まだ手をつないでいる子たちがほとんどでした!一年生ってそういうことですね)歩いてくる。おめでとうございます、と声をかけるとみんなにっこり。 securedownload

この援助金を入学式前に支給する自治体が増えてきています。入学式準備にこそお金が必要なのに、支給が入学後になる制度になっており実態に合ったものとなっていないからです。衆院文部科学委員会で、国として前倒し支給への制度の改善を畑野議員が求めたところ、「国としても鋭意検討を行っている」との回答を得ました。詳しくはこちらです。

私の担当は地元の篠原西小学校。子どもたちが卒園した幼稚園の園長先生や、町内会長さんなど式に参加されるみなさんとお会いできました。新入生一家がさしかかったところに保育園のお散歩の行列が遠くに見えて「あ、〇〇せんせーい!」「あ、〇〇ちゃん、今日なのね。おめでとう~!」と微笑ましい光景も見られました。

午後は来賓の立場で川崎市中原区の中原養護学校にお邪魔しました。地元の君嶋議員も一緒でした。昨年は卒業式に来させていただきました。卒業はどうしても寂しさを伴いますが、今日はひたすらお慶びの日という趣でした。

しかし、保護者のみなさんにとっては、障害のあるお子さんを育ててこられて、また新しい環境で不安も大きいだろうなと思われましたが、先生や、PTAの方のお迎えの言葉、何より先輩にあたる上級生の歓迎のメッセージに少しはホッとされた方もいらっしゃったのではないでしょうか。

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小学部中学部高等部、車いすの子たちを先頭に、知的障がいや肢体不自由の子たちが入場します。住吉分教室に入学の子たちも一緒にこちらで入学式です。

すでに定員を越えているこの学校に、数年後に閉校になってしまう予定の港北区の北綱島特別支援学校の子たちが通ってこれるかとはなはだ不安です。地域に根づいた学校を閉校にしたりせず、過大規模校をそのままにせず、分教室という一時的な措置として設置された形をそのままにせず、障がいのある子たちが恵まれた環境で学べるように自治体の役割を果たさなければならないとまた日頃の課題意識が頭をよぎりました。

新しい環境で緊張があると思いますが、ゆっくり慣れて充実した日々を生き生きと過ごしてほしいと願いました。


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