ありがとう自衛隊キャンペーンと吉田茂元首相と共産党
ブログコメント6
慌ただしい朝の駅頭宣伝であっても、熱心な地元のみなさんは「安倍9条改憲ストップ」署名ボードを用意されます。私も9条と13条の書かれた横断幕の前に立ちます。岸根公園駅前。
訪問して署名をお願いしたとき、9条は難しいですねといわれることがあります。人類が到達した宝の条文が、その恩恵で平和のうちに暮らしてきた人々が、そのような思いを抱くに至る世論が醸成されていることに暗澹たる思いがあります。
ありがとう自衛隊キャンペーンのことを知りました。
感謝するから憲法に書き入れろ?もっともらしいことをいって自衛隊のみなさんを戦場に送り込む仕組みづくりをするのは偽善です。私も東日本大震災の被災地・南相馬に行くたび、現地で自衛隊の方が感謝されているのを感じていますし、私も感謝しています。
一方、集団的自衛権が閣議決定されて以来、共産党に届く自衛隊関係者からの不安の声を聞いています。自衛隊員の命を守れキャンペーンを広げたいですね。
共産党の自衛隊観をご紹介します。こちらです。
ちなみに、吉田茂元首相が防衛大の一期生と懇談した際語った言葉を教えてくれた方がいました。こちらです。
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コメント
「自衛隊員の命を守れ」至言だと思います。
ちょっと前の「赤旗」記事で南スーダンPKO(国連平和維持活動)に派遣された陸上自衛隊の部隊で、隊員の6人に1人が精神的不安で医務室で受診との記事がありました。この数字は民間企業に比しても相当高い(具体的数値は省略しますが)と思います。また私は自衛隊内ではパワハラ等を起因する自殺も多く、自衛隊のメンタルヘルスの問題が課題だと考えます。その対策として私はこの辺りの数値を国民にきちんと公表し対策を行うことが喫緊の課題ではないかと考えます。
また今回の大山さんのブログで知りましたが吉田茂元首相の防衛大学第1回卒業式での訓辞こそが本来の自衛隊の在り方を述べたものだと考えます。自衛隊を感謝するから「憲法」に明記すべきとは吉田茂元首相が聞いたらなんと嘆くでしょうか?
以下はご参考ですが吉田茂元首相に関して大磯町の旧吉田茂邸が昨年整備され私は見学に行きましたが一見の価値あります。また吉田茂元首相の墓は昨今、久保山墓地(横浜市西区)に改葬されておりますね。
やはり歴史を正しく把握することが肝要だとあらためて考えました。
また今回久々にコメントさせて頂きました。
鈴木さん
お久しぶりです。私もありがとう自衛隊キャンペーンは情報をいただいて
知りました。私たちもありがとう自衛隊、死なせないからねキャンペーンやりたいです。
明示150年で沸くなら、吉田茂元首相の発言を重んじるべきですよね。
自衛隊の存在は、憲法9条によって否定されるものであるか否か、
簡潔にご意見をお聞かせねがえないでしょうか。
CORONAさん
別なところに自衛隊解消の道筋を引用しました。
端的には違憲の存在だけれど国民合意のもとで解消していく。ということですね、
CORONAさん
簡潔じゃなくて申し訳ないのですが、共産党に関して「ここが知りたい特集」があってそこから引用しました。読んでみてください。
↓
自衛隊は天皇の場合とは違って、存在自体が憲法違反ですよね。違憲の自衛隊を解消すべきだという日本共産党の立場は、変わっていないんです。
ただ、自民党政治のもとで半世紀もの間、自衛隊が存在する中で、“自衛隊なしに日本の安全は守れない”という考えが広められました。
国民が“自衛隊をなくしてもいいよ”という気持ちになるには、それだけの時間と手続きが必要になっています。
綱領は、憲法九条の完全実施をめざす立場に立ちながら、国民の合意をもとにして一歩一歩、自衛隊問題を解決していくという、方法と道すじを明らかにしたんです。
Q
どういう道すじなのですか。
自衛隊問題は大きく三つの段階をへて解決していくことを展望しているんです。
日本共産党綱領から
日本共産党の綱領は、(1)戦前の日本社会と日本共産党(2)現在の日本社会の特質(3)世界情勢―二〇世紀から二一世紀へ(4)民主主義革命と民主連合政府(5)社会主義・共産主義の社会をめざして――という五つの章からなっています。天皇制や自衛隊については、日本共産党がめざす民主的改革の内容を明らかにした「四、民主主義革命と民主連合政府」の章で、次のように書いています。
天 皇
「党は、一人の個人が世襲で『国民統合』の象徴となるという現制度は、民主主義および人間の平等の原則と両立するものではなく、国民主権の原則の首尾一貫した展開のためには、民主共和制の政治体制の実現をはかるべきだとの立場に立つ。天皇の制度は憲法上の制度であり、その存廃は、将来、情勢が熟したときに、国民の総意によって解決されるべきものである」
自衛隊
「自衛隊については、海外派兵立法をやめ、軍縮の措置をとる。安保条約廃棄後のアジア情勢の新しい展開を踏まえつつ、国民の合意での憲法第九条の完全実施(自衛隊の解消)に向かっての前進をはかる」
日本共産党は、日本を「アメリカの世界戦略の半永久的な前線基地」にしている日米安保条約を廃棄してこそ、民主的改革の本格的前進の道が開かれると考えています。
第一段階は、この安保条約を廃棄する前の段階です。「海外派兵立法をやめ、軍縮の措置」をとることが課題となります。
第二段階は、安保条約を廃棄して軍事同盟からぬけ出した段階です。自衛隊の民主化や、大幅な軍縮を進めていきます。
国民の合意で憲法九条の完全実施にとりくむのが、第三段階です。アジアの国々とも平和で安定した国際関係をつくりあげるために努力します。
“自衛隊がなくても平和に生きていけるじゃないか”と国民が確信をもてるようになって、自衛隊解消への合意が熟していくのと歩調を合わせて、九条の完全実施に向かう措置にとりくみます。