米軍ヘリから窓が落下 防衛省と厚木基地に抗議
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7月27日、厚木基地内で米海軍のヘリMH53Eから窓が落下したと報じられた。今回の事故は基地内で被害者はなかったと報じられているが、こうした落下事故・墜落は基地を抱える神奈川県民、基地周辺住民を限りない不安に陥れるものである。
と始まる要請文には、1964年の大和市館野鉄工所や1977年の横浜市緑区の戦闘機墜落のことにも言及し、住民が犠牲を強いられてきた経緯をのべて
1.原因を徹底究明し、県民に公表すること。
2.今回の原因究明まで、陸海など所属を問わず同型機ならびに、米軍 機の飛行・訓練の中止措置をすみやかにとること
の二点を求めました。
この日は高校の先生たちとの懇談が予定されていたのですが、「パパママバイバイ」といって幼い命を終えなければならなかったゆうくんやすくんの姿を思い、何年たってもこんな事故を起こさせていることを恥じねばと、私は懇談を失礼して周辺自治体でウォッチングを続けるみなさんや各種議員、候補で厚木基地に抗議に行きました。
米側からはまたも、「ここでは即答できない、政府間で何らかの回答をする」というゆるい回答。周辺自治体には説明するべきだと述べましたが、沖縄の保育園に窓を落とした原因も何ら解明されないまま、今回のは似た機種(海軍仕様か海兵隊仕様かという違いだそうです)を飛ばしている。緊急時パイロットが脱出しやすいように窓が外れやすいようになっている構造そのものを改善せよと座間の守谷議員が迫っていました。
自国のパイロットの命最優先で、下の市民の安全は度外視されています。
これは先立って防衛省に抗議に行った際の写真です。
なんでも「米側の運用上の機密」などと、何ら詳細な説明を行おうとしない日本政府の姿勢がこういう場面で明らかです。
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