8月6日 広島の日 新垣勉さんの歌
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平和の祈りと題したコンサートがあり、米軍人の父と日本人の母をもつ、全盲のテノール歌手新垣勉さんの歌を港北公会堂で堪能させていただきました。生きることに絶望した新垣さんが出会った音楽という希望。ラテン系のお父さんからのギフトだと称された明るい声。歌い続けることで会えないお父さんに思いを届ける意味もあるといいます。人生を切り拓いた強さと悲しみを知る優しさを秘めた素晴らしい歌の数々でした。
そして出口で新婦人のみなさんとともにヒバクシャ署名。
ヒロシマの式典で広島市長は平和宣言をよみあげ、多くの人の心にその願いが刻まれました。
一方、安倍首相は核兵器禁止条約のことに一言も触れない演説でした。本当に彼には被爆国日本の首相の座から去って欲しい。パネル二枚目の背中に大やけどを負った亡き谷口さんはじめ、被爆者のみなさんが傷口をえぐられるような苦しみを語りながら核のない世界を目指し、世界を動かした成果を語れない、向き合えない冷酷な首相。
「核廃絶を人類共通の価値観に」この市長の思いがまず自国内で共有されていないという哀しさ。
この場では実に多くの方が足をとめ、核廃絶の願いを署名にこめてくださいました。このような世界中の地道な活動が被爆後70年を経て禁止条約に結実したことを思います。その国際会議に国会議員としては共産党だけが参加したことに誇りとともに怒りを感じます。
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