翁長知事の転機は教科書問題!全国知事会が動いた件
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こんなに心揺さぶられる死があったのか…。
急逝された翁長知事のご冥福を祈ります。
真の冥福は辺野古基地撤回のあとにおどずれるのではないでしょうか。
琉球新報による「翁長知事の生きざまを写真で振り返る」記事がありました。
その中でこのような記述が。
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「自民党本流」だった翁長氏の転機となったのは07年。文部科学省の高校歴史教科書検定で沖縄戦における「集団自決」(強制集団死)の日本軍強制の記述が削除・修正されたことに対し、記述復活と検定意見の撤回を求めた「教科書検定意見撤回を求める県民大会」。当時那覇市長だった翁長氏も参加。「沖縄が心を一つにして物事に取り組むのは平和問題だけでなく、経済なども今後の諸問題を解決していく上で重要なことでもある。」
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わが身を振り返ると、平和を安穏と享受している人間だった自分が、必死で守らねば!と目が覚めたきっかけも教科書でした。歴史の真実をまげようとする勢力が子どもたちに何かを刷りこもうとすることの恐ろしさは人の生き方を変えるのです。
翁長さんのご遺志を継ぐと多くの方が語っておられます。私は街頭で翁長さん追悼の思いを語る時、合わせて語るのが、全国知事会の日米地位協定見直しの決議です。
全国知事会が米軍基地負担に関する検討会でイタリアやドイツの例を学び、地位協定の改定要求へ全会一致で初の提言を行ったものです。
基地のない県にも声をあげさせたその背景には翁長知事を先頭にした沖縄の闘いがありました。全国15の基地県の知事で構成する渉外知事会の会長である黒岩知事も歓迎したと記事にあります。日米安全保障条約下であっても独立国として主体性をもつべきです。
翁長知事が命を賭して守ろうとした県民の命。日本の主体性を守るため私たちも頑張らねば。
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