NECリストラ対策会議・結成準備会参加
NECの3000人黒字リストラとたたかう集会に9日、参加要請があり、品川区に向かいました。
久しぶりに”労働者トランぺッター”松平晃さんの、メドレーを聞くことができました。
山添拓参議院議員の連帯のご挨拶を初めて聞きました。この細い身体からよく力強い声がでるな~。さすが弁護士、弁が立つな~。などと思いつつ。
基調報告では電機・情報ユニオンの中央執行委員長から、電機情報産業では2011年以来公表されただけで44万人の正規労働者の人員削減がされていること、NECでは今年7月から2万人を対象に事実上の退職勧奨をしていること。オリエンテーションと称して面談を繰り返し、退職に追い込んでいく、通称追い出し部屋といわれる部署を常設している実態。低賃金労働者を作り出し、労働者の不団結を招いていること。そしてその犠牲の上に利潤が拡大して言って居ること。が語られました。
一方で門前ビラなどで労働者によびかけ100通ものアンケートが帰って来ている。チラシをきっかけに職場で討論が行われているという話もある。労働局には電気情報ユニオンの幹部には会いたくないと言われていることなど運動が押してきている状況。このユニオンには退職勧奨が来ないといいます。闘えば勝てるリストラだ。
大企業を統制するには国会で企業のリストラで行われている人権侵害を明らかにすること。NECで行われていることも広く知らせていくことが大事。
中で語られた国際規格ISO26000 に関するお話も興味深かったですね。社会的責任に関する国際規格。
またSOCIETY5.0 の話も技術革新が進むとついていけなくなる労働者が現れる。労働者の教育が決定的だという。
国連事務総長特別代表のジョンラギー氏のビジネスと人権に関する指導原則 の話も日本で実践させていく展望がもてる要素の一つです。何かあればSDGsと口にする首長が増えましたからその具体的施策として推進していけるようはたらきかけねば。
私は休憩後にご挨拶しました。
「神奈川から東京に100万人の労働者が通っている、今日も神奈川でパワハラや不当解雇と闘う仲間とともに参加している。東京と力を合わせて解決していきたい。
神奈川県は地方自治体としては破格の企業誘致政策をとっているが、NEC関連会社も含まれている。雇用が増えてもその中身やリストラに関しては助成要件を問わないことになっている。自民党政治が労働者の人権を軽んじてきたことが神奈川の県政にも全国の企業の姿勢にも影響している。みなさんの闘いと連帯して労働者が大切にされる社会をつくりたい。
県議会も我々の議席が誕生し、何が行われているか知らせることで風通しがよくなってきている。横暴を止めるには多くの人の目が注がれることが大事。知らせていきましょう。」
とだいたいこのような発言をいたしました。
山添議員には「京都ご出身ですよね。私、北嵯峨高校なんですよ(*^^)」「あ、僕は堀川です」と、同郷というのはいいものです。そんな遠くで勉強した者がこの場に同席して熱い闘いに連帯する不思議。そしてこの写真を撮ってくださったのは山添議員に同行されていた方で、私の選挙にもきてくれたⅭさん。会えてうれしかった。共に頑張りましょう!