大山奈々子
大山奈々子大山奈々子

医療ツーリズムを考える 集会に参加

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川崎市で、外国人向けの医療ツーリズムを自由診療(保険が効かない診療)で行う100床の病院開設案が浮上し、医療界へ大きな影響を与えています。県議会においても医師会の意向を受けて自民党議員が代表質問で取り上げ、横浜市の医師会新年会でも地域医療への悪影響を懸念する言葉が語られるなど注目されています。

まさに川崎南部医療圏の中原区でこの学習会がもたれたことは意義深い。保険医協会の桑島先生の講演のち県議会市議会の様子を君嶋県議と渡辺学市議が報告。

保険医協会政策部長談話は「外国人向け医療ツーリズムの自由診療病院に反対する過剰病床地域での開設、医師不足に拍車、営利目的を擬装 医療秩序に混乱きたす、制度の間隙に応じた枠組みでの開設を厳しく問う」というものです。

県や川崎市に開設反対の意見書要望書が政令市の医師会や県の医師会、横浜川崎の病院協会から昨年10月に市や県に開設反対の意見書や要望書が寄せられています。

どちらの首長も今のところ問題意識をもちつつ審議会など開きながら対応を図るという段階です。今後は川崎市は病院開設の許可申請を受け、県と協調し、県が開設しないよう勧告(公立病院なら禁止だけれども、民間病院は勧告どまりで実質開設許可は出される)と想定されます。

県議会には「医療ツーリズムの健全な発展と地域医療の確保について、国への意見書の提出等を求める請願」が提出されています。

反対していながら大きな力に抗えず、せめて健全発展のルールが必要という発想。これには全会派が賛成しました。われわれも『健全な発展』という文言が気になりましたが、請願の趣旨は抑制する方向のものなので賛成したわけです。

何でも国言いなりの黒岩知事が主体的にノーと言えるのか、どうか。われわれも注視していきたいと思います。

当該の医療法人葵会に関しては安倍友案件であるという報道も一部に。

※この頃ブログの更新がない体調崩していないかと心配した母からメールが来ました。失礼。夜眠くなって寝ることが相次ぎブログお休みしてしまっていました。寒い中での駅頭宣伝&地域訪問&美食の新年会続きでへばり気味。こんなことではイカン。

 


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