国際女性デーを前に クオータ制を推進する会主催の…
国際女性デーは3月8日。ミモザの花でお祝いします。クオータ(QUOTA)制とは、雇用や議員選出などの際に、人員構成に性別、人種などによる偏りが生じないように、一定の比率を定めて行う制度。を指します。畑野君枝室から「政党の本気度」と題されたお知らせをいただいたので、本気を見せねばと、君嶋議員と駆けつけました。
昨年2018年5月、「政治分野における男女共同参画推進法(候補者男女均等法)」)が成立し、政党などに努力義務が課され、国と自治体には環境整備が求められています。
最前列では、福島瑞穂(社民党)さんや畑野君枝(共産党)さんと並んで稲田朋美(自民党)さんもスピーチするというめったに見られない構図が見られました。
この分野に長らく取り組んでこられた方々の発言はそれぞれに興味深かったですが、女性議員ゼロの議会をなくすために候補者擁立を働きかけに各地に飛んで行かれるゼロ撲滅運動、ゼロ撲。
フランスのパリテ議会では、家事や育児を兼ねて忙しい女性が増えたことで変わったことは議会運営が効率的になったことだという話は実に説得力を持ちました。クオータ制を推進する会主催のこの催し、あとで資料を見るとジェンダーを専門的に研究されている多くの研究家が参加されていたことがわかりました。
共産党は党員の48%が女性で都道府県議会議員の54%が女性です。これは誇れる数字です。供託金を個人負担にはしていません、と畑野さん。個人個人の尊厳を重んじる党風があるからこそのこの数字だとも思います。
「沖縄の風」の糸数慶子さんが、男女均等法施行後の第四次安倍政権が組閣した際、女性閣僚がわずかに一人だった点に触れ、安倍政権のもとで女性の政治参加が伸びない状況について言及されていました。
神奈川県議会でもわれわれの議席回復後、女性議員が超党派で勉強会する場面も出てきました。女性占有率は10数%。まだまだですね。