大山奈々子
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君嶋ちか子議員代表質問

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第3回定例会の代表質問が終わりました。君嶋ちか子議員でした。

質問の中身は以下です。

【1】県民に寄り添う県政について

(1)補聴器購入に公的補助と適切な選択を保障することについて

ア.加齢性難聴に対する公的補助について イ.補聴器を適切に選ぶことについて
 
(2)雇用における神奈川県の役割について

ア.県内雇用への積極的な関与について イ.リストラに対し県が働きかけを行うことについて

 
(3)特別支援教育において生徒の学習権を保障することについて

ア.秦野養護学校末広校舎の状況について イ.特別支援学校の増設について

ウ.「神奈川県の特別支援教育のあり方に関する検討会」の 議論について

 

【2】自治体のあり方について (1)第2期行政改革大綱について
 
(2)カジノ誘致に対する県の評価及び住民意向の受けとめについて ア.カジノに対する評価について

イ.住民意向の受けとめについて

・・・・・・

多くの方に傍聴に来ていただき、ありがとうございました。

加齢性難聴のことを君嶋議員に最初に訴えてくださった方は質問にとりあげたことを

よろこんでくださり、聴覚障害者福祉センターのことも知らなかったと。

知事の答弁が不誠実であるという感想もありました。

・・・

私の感想は、わが党の質問にしては

前向きな答弁があったなと。(知事与党ではないので、答弁は基本厳しいのです(´;ω;`)

県民の声、質問側の熱意、国や市町村の動向。担当課の熱意、知事の姿勢など

複雑に絡み合ってことは進みます。(停滞します)

今回の前向きな答弁

 

Q加齢性難聴に公的補助を

A加齢性難聴者 国レベルの対応が必要

 現時点では県独自の補助は考えていない。(現時点では、がポイント)加齢性難聴 専門家の活用周知

Q加齢性難聴 専門家の活用を周知せよ。

A ㏋などで行っているが有効性と合わせて改めて市町村に周知を図る

 

Q労働局との雇用対策情報交流会の強化

Aかながわ労働局と適宜大量退職の情報を受けてきた常にすべての情報提供ではない

今後積極的な提供をよびかける

 

Q労働センターの体制と機能の強化

Aメールやベトナム語川崎支所で夜間労働相談今後も充実させていく

 

Qリストラに対する県の働きかけ

A毎年かながわ労働局とともに要請を行っている

今年2月には約1000社に雇用機会の確保と継続を依頼する

企業は産業構造の転換などに即し解雇せざるを得ない場面があることは確か高度な経営判断はありえる

不当な解雇でない限り働きかけることは困難

不当な解雇がないよう企業にはたらきかける

等々です。担当課の誠意を感じる答弁でした。

・・・・ところがそれ以外の課題に対する答弁はあまりに不誠実。

特別支援教育では、教育長は現状認識が甘く、国標準よりずいぶん一校の規模が大きいことを

指摘すると、人口が多いから仕方がない。もっと悪いところがあるとばかりに

大規模校となっている県を例示。「みんなも悪いんだから僕だけじゃないよ」って?

私は怒りが新たになりました。知事の姿勢か教育長の姿勢かわかりませんが、

神奈川の特別支援教育が大変問題ある形になっている客観的事実さえ認めないとは!

粘り強く改善を働きかけていきます。

カジノに関しては民主主義的な決め方でなかったことに関して再質問しても再々質問しても

例によって直前の答弁をオウム返し。

そういえば、カジノは今まで本会議で反対を明確に追及してきたのは共産党だけでしたが、

今回初めて、立憲民主党系会派は、カジノ反対を明言。

国民民主党系会派も取り上げましたが、認識を問うだけにとどまりました。

市議会の方では立憲と国民が同じ会派だといいます。

しっかり反対に回れるのか心配ではあります。市民の声で変えていきましょう。

 

 

 

 


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